ブンデスリーガ第23節の最終日である2月28日(日)、香川真司の所属するドルトムントが本拠地でホッフェンハイムと対戦する。本稿では、この試合の見どころを紹介する。

このホッフェンハイム戦を、2月25日(木)に敵地で行われる欧州リーグ(EL)のポルト(ポルトガル)戦から中2日で迎えるドルトムントだが、過密スケジュールを物ともしない強みがある。それは『本拠地の強み』だ。今季、ホームでいまだに負けがなく、獲得可能な勝ち点30うち実に28を獲得。得失点を見ても31得点、8失点と素晴らしい成績なのだ。また、新たな記録更新の行方にも注目が集まる。チームの攻撃を引っ張るピエールエメリック・オバメヤンが、開幕からホームゲームで毎試合得点を挙げており(第21節ハノーファー戦は欠場)、40年以上も破られていないゲルト・ミュラー氏とユップ・ハインケス氏が保持する、ホームで12試合連続得点のブンデスリーガ記録に迫っているのだ。そして、ELポルト戦の第1戦でゴールに絡む活躍を見せた香川は、その後に行われた前節のレーバークーゼン戦で出場機会はなかったものの、これは温存処置と見られ、その調子は上向きだ。

ホッフェンハイムは、ドルトムントに胸を借りるという構図となるが、それは前半戦に両者が対戦した第6節の時点でも同じであった。それでもホッフェンハイムが、開幕5連勝で得失点差+15というブンデスリーガ史上最高の成績を誇っていたドルトムントを相手に先制し、1−1と引き分けている。これは、ドルトムント、トーマス・トゥヘル監督就任以来の公式戦での連勝を11で止めるものでもあった。そのホッフェンハイムが今節に懸けるものは大きい。仮にブレーメンが前日に行われるダルムシュタット戦で勝利せず、ホッフェンハイムがこの試合に勝てば、2015年10月初旬(第8節)以来初めて、自動降格圏から脱出できるのだ。そして、この対戦は『若き師弟対決』としても注目を集める。史上最年少監督として話題のユリアン・ナーゲルスマン監督が、指導者の道を選択したきっかけとなった人物は、他でもなく、ナーゲルスマン氏が選手として所属していたアウクスブルクのセカンドチームで指揮を執っていたトゥヘル氏なのだ。

【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】