3月5日、ブンデスリーガ第25節初日が開催され、香川真司が所属するドルトムントは本拠地でバイエルン・ミュンヘンと対決する。本稿では、「デア・クラシカー」と呼ばれるドイツサッカー頂上決戦の見どころについて、以下に記していく。

今季のドルトムントは、いわば“歴代最強の2位”。第24節終了時で勝ち点57を獲得しているチームは、過去52シーズンのうち1つも存在しないどころか、実に45シーズンで首位に立っているからだ。同クラブは2016年に入り公式戦で負けなしが続いており、その内実は9勝1分という素晴らしい成績。また直近7試合で全勝するなど、その調子はピークに達していると言っても過言ではない。また今季は過去最高の本拠地勝率を誇り、ここまで10勝1分。全18クラブのうち唯一、ホームで無敗を守るチームがドルトムントである。現在22得点でゴールランキング2位につけるFWピエールエメリック・オバメヤンも、ジグナル・イドゥナ・パークでの直近11試合で毎試合少なくとも1得点をマーク。ドルトムントの大エースが爆発し、白星を収めることができれば、ブンデスリーガのタイトルレースは、いよいよ混沌としたものになってくる。

対するバイエルンは、前節本拠地でのマインツ戦に敗れ、ドルトムントとの勝ち点差が5に縮まった。年明け後の公式戦も6勝1敗2分と、ドルトムントに比べ、やや調子を落としている。しかし、大黒柱ロベルト・レバンドフスキは現在23ゴールで、ブンデスリーガ得点ランキング首位。公式戦ここ9試合で10ゴール2アシストという活躍ぶりだ。また、ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)や、欧州チャンピオンズリーグ(CL)を含めた両クラブの直近10試合における対戦成績は、バイエルンが7勝2敗1分。リーグ戦でも現在3連勝中で、今季前半戦の対決ではバイエルンが5-1という大差で勝利している。ただしドルトムントホームの試合となると、過去の通算成績は17勝16敗19分で、力関係はほぼ同じと考えていいだろう。

トーマス・トゥヘル監督とジョゼップ・グアルディオラ監督という、それぞれのクラブ史上歴代最高勝率を記録している指揮官()同士の対決は、果たしてどのような結末を迎えるのだろうか。

※4試合以下の暫定指揮官は除く

【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】