11日のDFB杯準々決勝で敗れたドルトムントと再戦

ブンデスリーガ第21節2日目は2月15日、 日本代表DFが所属するシュトゥットガルトが敵地でホッフェンハイムと対戦するほか、各地で下記の5試合が行われる。


ドルトムント 対 フランクフルト


フランクフルトは第19節バイエルン戦では0-5と大敗したものの、後半戦その他2試合では勝利を収め、12位まで順位を上げた。今節の相手となるドルトムントとは、2月11日に行われたDFB杯準々決勝でも本拠で対戦し、互角の戦いを演じている。最終的に0-1で敗戦したが、勝利の可能性を大いに感じさせる戦いぶりだった。

今節、カギを握る選手は好調のMFマイヤー。第18節と第20節にゴールを決めている。また前節のクロス数ランキングでリーグ10位以内に名を連ねた、DFジャクパ(10本)、DFユング(6本)、MFアイクナー(4本)にも期待が寄せられる。主将のMFシュベークラーは肋軟骨骨折のため欠場。日本代表MFは前節はベンチ入りすらできず、苦しい状況にある。今節でも先発はないだろう。

一方のドルトムントは第18節で格下のアウクスブルクに引き分けたが、その後は連勝。さらにDFB杯ではフランクフルトを下して4強入りを決め、チームに勢いが戻りつつある。ブレーメン戦で2発のMFミキタリヤンの復調も大きい。またこの試合でFWレバンドフスキも2得点し、得点王ランキング2位(13得点)。同ランキング4位のオバメヤン(11得点)はフランクフルト戦で決勝点を決め、勝負強さを見せた。

今節は長期離脱者に加え、MFロイスとMFベンダーの出場が微妙な状況。前半戦での対戦(昨年9月1日)はドルトムントが2-1で制している。今回はDFB杯準々決勝から中3日で試合会場を変えての再戦。フランクフルトは雪辱を狙う。


レーバークーゼン 対 シャルケ


今回アウェーで臨むシャルケは後半戦3連勝でスタート、順位も4位まで上げた。中心選手のMFドラクスラーやヘーベデスを欠く中、MFボアテングら経験豊富な選手とMFマイヤーら若手組がうまく調和していることが好調の理由だ。前節ハノーファー戦で2得点目をアシストした日本代表DFは右太ももの肉離れで復帰のめどが立っていない。MFドラクスラー(太ももの腱負傷)、MFノイシュテッター(ひざ負傷)、DFヘーベデス(太もも肉離れ)は順調に回復しているが、まだ先発は難しいと思われる。

対するホームのレーバークーゼンは前半戦最終節のブレーメン戦を0-1で落とし、さらに後半戦最初の第18節フライブルク戦でも2-3でまさかの敗戦。一時は不調に陥ったようにもみえたが、その後はシュトゥットガルト戦、メンヘングラートバッハ戦で連勝し、2位に踏みとどまった。不安要素としては、2月12日に行われたDFB杯準々決勝で2部のカイザースラウテルンに敗れたことによる精神的なダメージが挙げられる。18日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)パリ・サンジェルマン(フランス)戦へ向け勢いをつける意味でも、強豪シャルケに勝つことの意味は大きい。

前半戦の同カードは、シャルケが2-0で勝利している。CL出場権を狙う2チームによる、白熱の試合に期待したい。


バイエルン 対 フライブルク


バイエルンは前節でリーグ戦連続無敗記録を45試合に更新。余裕の首位ながらまったく隙を見せず、ただひたすら優勝へ向かって走り続けている。前節ニュルンベルク戦ではDFラームが約3年ぶりにゴールを決めた。ホームでは向かうところ敵なしで、現在18連勝中。2月12日に行われたDFB杯準々決勝でもハンブルガーSVに5-0で圧勝と、その強さはリーグ戦、カップ戦を問わない。この試合で3得点と活躍したFWマンツキッチは警告累積で出場停止。MFシュバインシュタイガーは約3カ月ぶりの公式戦復帰を果たしており、今節は先発する可能性もある。MFリベリはでん部の血腫除去手術の影響でまだプレーできる状態ではない。

対するフライブルクは第18節レーバークーゼン戦で3-2の大金星を挙げたが、その後、マインツに0-2、ホッフェンハイムに1-1と勢いを保てなかった。シュトライヒ監督は前節の後「チームには満足しているし、強い相手に対して良くやったと思う。このまま全力を尽くすだけ」と語っている。バイエルンとの前回対戦では本拠で1-1で引き分け、勝ち点1をもぎ取った。ただし、敵地ミュンヘンではクラブ史上これまで15戦0勝というデータがあり、今回も非常に難しい戦いになることが確実だ。


ブレーメン 対 メンヘングラートバッハ


ブレーメンは冬季合宿で守備力強化に力を注いだが、前節ドルトムント戦では5失点、さらに第19節アウクスブルク戦でも3失点している。今冬加入のMFオブラニャクは前節、左サイドから鋭いセンタリングでチャンスメークし、存在感を示した。DFガルシアは今節まで出場停止。今回は4位のメンヘングラートバッハが相手だが、前半戦最終節ではレーバークーゼンを倒す底力を見せた。またもや予想外の勝利が舞い込むかもしれない。

対するメンヘングラートバッハは後半戦3連敗でスタート。第18節で首位バイエルン、そして第20節で2位レーバークーゼンとの対戦となり日程的に厳しい部分はあったが、第19節ハノーファー戦で勝ち点が取れなかったのは痛かった。この間に順位も3位から5位まで落ちている。FWクルーゼ、MFラファエル、MFアランゴ、MFヘアマンの4選手がここ3試合で得点できていないことが最大の敗因だろう。幸い今節からはブレーメン、ホッフェンハイム、ブラウンシュバイクといった下位組と試合が続く。まずはブレーメンを下して、復調のきっかけをつかみたい。


ブラウンシュバイク 対 ハンブルガーSV


ブラウンシュバイクは第18節ブレーメン戦を0-0で引き分け、まずまずのスタートを切ったかと思われたが、その後はドルトムントとフランクフルトに連敗。即戦力として期待される新加入のMFニールセンもこれまでゴールがない。けがのため冬季リーグ中断期間中の練習に参加できなかったMFペルテルとMFカリジュリがようやくチーム練習に復帰したことで、選択肢は増えつつある。6連敗中で不調にあえぐハンブルクに対しては、今季4勝目を狙える。

対するハンブルクは昨年11月24日の第13節ハノーファー戦以来、勝利から遠ざかっている。課題が守備にあることは、連敗期間中に5試合で3失点していることから明らか。けが人も続出し、不調の出口が見えない状況だ。DFB杯準々決勝でもバイエルンに0-5で敗れており、公式戦では7連敗となっている。

前半戦の同カード(昨年8月31日)では、ハンブルクが4-0で快勝している。1963年のブンデスリーガ創設以来、1度も2部へ降格したことのないクラブの底力に期待したい。


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