ヘルタ•ベルリン、首位に勝って上位との差を縮めるか?

ブンデスリーガ第10節2日目は10月26日、日本代表MF細貝萌が所属するヘルタ•ベルリンがアウェーで昨季3冠王者のバイエルンと対戦するほか、各地で下記の4試合が行われる。


バイエルン 対 ヘルタ•ベルリン


前節を終えた時点まで2節連続して首位を行くバイエルンが、4位につけているベルリンを迎える。この対戦カードでは、が過去3試合で6得点を決めている。また、も過去2試合で6アシストという脅威的な数字を残している。今回の試合でも、両翼の中盤からの攻撃が火を噴くのだろうか。

対するベルリンは最近の4試合を3つのプレーシステムを駆使しながら、負けなしを誇っている。

バイエルンはチームとしてのパス成功率が今季86、7%、前節のマインツ戦では90分間に799回ものパスを通すことに成功している。ベルリンの守備の要を担う日本代表MFがそれをどう阻止するのか?健闘が期待される。


ハノーファー 対 ホッフェンハイム


前節の第9節を終えて順位こそ7位と11位で離れているが、ホッフェンハイムが勝てば勝ち点で並ぶこととなり、さらに得失点差によりハノーファーを抜くことが出来る1戦だ。欧州リーグへの参加権獲得の行方を担うため、注目される1試合である。

ハノーファーは、ホームではここ7試合負けを知らない。前回このホームでの負けなし記録に終止符が打たれたのは、昨年の10月のメンヘングラートバッハ戦で、2ー3での敗北だった。ちなみにそのホームでの負けなし記録は、2011年の5月から2012年の10月まで続いた。

この対戦カードでの少し変わった特徴は、両チームのファールの多さだ。ハノーファーは163、ホッフェンハイムが158、一番ファールを犯している2チーム同士の対決となる。ファールによって得られたフリーキックからの得点が試合を決めることになるかもしれない。前節のドルトムント戦で相手へ1点献上したペナルティエリア内でのファールを犯してしまった日本代表DF、気持ちを入れ替えて今シーズン初アシストの披露が待たれている。

FWスベン•シップロックは途中交代ながらもこれまでに5得点を挙げ、ホッフェンハイムのクラブ史上一番結果を残して来ているジョーカーだが、今回も彼の選手交代と得点が試合の行方の鍵を握っているのかも知れない。


マインツ 対 ブラウンシュバイク


この両チームが対戦するのは、50年にも渡るブンデスリーガ史上初めてである。843番目となる対戦カードの組み合わせだ。ブンデスリーガ2部での対戦成績は、マインツの2勝(ホーム:3−1、アウェー:4−1)となっている。その4−1でマインツが勝った2003年5月25日の試合結果には、両チームにとって意味深いものがあった。勝ったマインツは昇格をあと一歩の所で逃してしまい、負けたブラウンシュバイクは降格を余儀なくされた。

マインツは最近の6試合で勝ち星から遠ざかっていて、勝ち点を挙げたのは前節のホッフェンハイムとの2−2の引き分けにより得たたった1勝ち点だけだ。
これまで両チーム共21失点を喫し、22失点のホッフェンハイムとハンブルガーSVに次ぐ守備の弱さを見せている。攻撃面ではマインツは13得点を挙げているが、ブラウンシュバイクは7得点と少なく、この数字は第3節以降最下位からなかなか脱出することが出来ない理由を表している。

前節の試合バイエルン戦で日本代表MFはベンチを暖めるだけだった。今回第10節での出場、そしてそこでの活躍によりレギュラーの地位をチーム内で築くことが期待されている。


レーバークーゼン 対 アウクスブルク


アウクスブルクレーバークーゼンに対して、まだ勝ち点をもぎ取ったことがない。さらにここ最近の4試合ではいずれも勝ち星を逃している。3敗1引き分け、どの試合も先制点を蹴り込んでいたにもかかわらず、その後同点や勝ち越し点を与えてしまうという失態を演じている。

レーバークーゼンFWは、過去のアウクスブルクとの対戦では4試合5得点と少なくとも1試合1得点以上を挙げ、チームの勝利に貢献している。ちなみに、アウクスブルクはレーバークーゼンより多いシュートを放っているが、ゴールで比較するとその半分ほどとなる10得点だけである。

レーバークーゼンGKは、14のペナルティキックから5回もゴールを阻止するセービングを見せている。これは現役キーパーとして、最高のPK阻止率だ。アウクスブルクのPKを見るのも、この試合の一つの楽しみであろう。


ウォルフスブルク 対 ブレーメン


何と言っても注目を集めるのは、3人の元ブレーメンの役員と選手達が古巣のチームをホームに迎えることだろう。ウォルフスブルク•マネージャーの、同MF、そして同DFだ。奇しくもこの3人がブレーメンの黄金時代を築いていたことは、まだ記憶に新しい。

ブレーメンはここ最近3試合を引き分け、ウォルフスブルクは今季まだ引き分けのない唯一のチームだ。また、この対戦カードにおいて最近の6試合では、ウォルフスブルクに一度しか勝っていない。

ウォルフスブルクMFディエゴは、今シーズンこれまでに39回ファールを受け最も多く倒された選手である。今回の試合でも、古巣のかつての僚友からファールを受けることになるのだろうか。また一方、ブレーメンは過去に総計5つものペナルティキックをウォルフスブルクからもらっているが、その内4回も外すという奇妙で恥ずべき結果を残している。


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