第10節、ルール地方のライバルによる宿命の一戦

ブンデスリーガ第10節2日目は10月26日に各地で全6試合が行われ、日本代表DFの所属するシャルケは、本拠地に伝統のライバルであるドルトムントを迎える。

今季前節までのシャルケは4勝3敗2分で5位。一時期は15位にまで沈み、第4節でようやくシーズン初勝利を挙げたことを考えればその後の復調ぶりは順調と言いたいところだが、前節では最下位ブラウンシュバイクに後半ロスタイムでの逆転勝利と、その戦いぶりにはまだ安定感はみられない。その状況下で今節対戦するのは、宿敵ドルトムントだ。

ともにルール地方に本拠地があることからルールダービーとも呼ばれ、白熱の展開が期待されるこの対戦カードはこれまで29勝29敗24分とまったくの互角。今シーズン通して安定した強さをみせていたドルトムントは、リーグ戦ではここ2試合連続引き分けに甘んじている。しかし22日のチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節では強敵アーセナル(イングランド)を下し、グループ首位に立った。やはり同日CLに臨んだシャルケは、イングランドの強豪チェルシーに0-3と完敗を喫している。

現在の両チームの勢いには差があると考えられるが、昨季のダービーは2試合ともシャルケが制している。特に第25節では、けがからの復帰戦となった内田が2アシストの活躍で、チームを勝利に導いた。両チームともに今回の対戦で勝利を収め、勝ち点3獲得を目指しており、ダービー戦独特の熱狂的な雰囲気の中で白熱した試合が予想される。

長期離脱を強いられているエースFWフンテラーは無事手術を乗り越えたが、復帰は当分先のことになる。同じく欠場が続いているMFファルファン、ブラウンシュバイク戦で負傷したMFヘーガーら相変わらずけが人に悩まされているシャルケ。しかしすっかりチームの核を担う存在となった20歳のMFドラクスラー、大きな期待を背負い今夏ボーフムから移籍した18歳のゴレツカ、そして同じく18歳のマイヤーら若手選手が主力の抜けた穴をどれだけ埋められるかが勝敗のカギを握る。

対するドルトムント側は長期離脱中のDFピシュチェク、MFゼバスティアン・ケール、イルカイ・ギュンドアン以外の新たな欠場者は現在のところ出ていない。人員的には一時よりも安定し、有利な状況だ。

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