第23節マインツ戦を終えて

23日に行われたブンデスリーガ第23節で、ウォルフスブルクに所属する日本代表MFは敵地でのマインツに右サイドバックでフル出場。チームは早い時間帯に失点するも、長谷部が起点となった得点で試合を振り出しに戻し、さらにはDFマードルングの一発退場(前半30分)による数的不利も乗り越えて、敵地で価値ある勝ち点1をもぎ取った。

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この日のフル出場で、長谷部は前節バイエルン戦に引き続き2試合連続でフル出場したことになる。ディーター・ヘッキング監督率いる新体制のもと、当初は後半からの途中出場が続く状況だったが、本人はこの変化をどう受け止めているのだろうか。報道陣が心境に迫った。



――最後まで集中を切らさずに攻守で奮闘していたが、個人のできとしてはどうか?

長谷部誠 そうですね。前半は何回か、数的同位のときは攻撃にも行けてました。まあうちが1点取ったところは、サイドチェンジして、自分のところから入って。攻撃にも絡めてたんで、数的同位でもっとやりたかったなってのはもちろんあるし。あとは一人少なくなって守備に意識が行った分、(そこから自分たちが)ゼロで抑えられたってのは弱かったところだと思います。


――得点につながった(長谷部が出した)最初のパスは?

長谷部 ボールもらって顔上げた時にセンタリングも選択肢にあったんですけど、走っている選手が見えたんで、まあ普通に出したというか。


――いま2試合連続でフル出場しているが、充実感というものは感じている?

長谷部 もちろんポジション(の希望)とか色々ありますけど。監督とはしっかりコミュニケーションとってるし、監督は僕が一番やりたいポジションは中盤だってのは分かってる。そのなかで自分はこっちに来て5年以上チームのために、チームの穴を埋めるじゃないですけど、チームプレーヤーとしてやってきた部分はあるんで。そこは崩さない部分ではある。そういった意味で色んなポジションでやってるってのは、ポジティブに考えてやってますけど。


――ヘッキング監督も長谷部選手の柔軟性をしっかり認識している?

長谷部 僕はボランチもできるし、中盤の前の方もできるし、右サイドバックもできるし。新しい監督になってもその3つのポジションをやっているんで。色んなところでやれるってのは、監督にとっては、手元に置いておきたい選手ってのはあると思うし。ただもちろんその便利な選手で終わらないように、自分でそこから工夫して、とにかく常に試合に出れるようにってのはやりたいなと思いますけど。


――今日のような難しい試合で勝ち点1を取ったことで、チームの士気も上がっていくと思うが。

長谷部 今日みたいな試合でも勝ち点1を取って帰るってのは大事だと思いますし。そういう意味では次につながる試合だと思います。