1月26日(土)のタカシ対決

26日に行われたブンデスリーガ第19節では、日本代表MFの所属するフランクフルトが本拠地で、同MF宇佐美貴史ホッフェンハイムを2-1で下した。乾は先発で先制点をアシストし、71分に退いた。宇佐美は2戦連続となる先発入りで、69分までプレーした。

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フランクフルトは体調を崩した主力のDFユングとMFシュベークラーに代わり、ツェロッツィとラーニヒがそれぞれ代役を務めた。ホッフェンハイムは今冬加入のアドビンクラとポランスキの2人がMFで先発出場。

試合開始早々の3分、フランクフルトが早速ホッフェンハイムゴールを脅かす。左サイドからクロスが上がると、196cmの長身MFマイヤーが圧倒的なフィジカルの強さで相手DFに競り勝ち、ヘディングで枠内に打ち込んだ。しかし、ここはGKビーゼが素晴らしい反応で間一髪セーブ。ホッフェンハイムも負けじと17分、MFフォラントからのスルーパスに宇佐美が快速を飛ばして追いついた。ここからのシュートはDFの体に当たったものの、こぼれ球を拾いゴール前に走り込んだフォラントに絶妙なパス。決定的な場面になり、フォラントがシュートを放つが、GKトラップが上手くシュートコースを消してゴールを許さなかった。以降はフランクフルトが19分にヘディングシュートをクロスバーに当てる好機を作ったほか、25分にもゴール前での混戦に持ち込むなど、先制点が入るのは時間の問題といった展開になる。そして35分、遂にフランクフルトが試合を動かす。ペナルティエリア右でボールを受けた乾がチップキックでゴール前にボールを落とすと、GKとDFが一斉に処理に駆け寄るが、足を伸ばして最初にボールに触れたのはMFラーニヒ。シュートは同時に飛び込んでいたDFデルピエールに当って角度が変わるも、ゴールネットに収まりフランクフルト待望の先制点となった。前半は1-0で終了。

後半序盤は1点差で追うホッフェンハイムが攻撃を仕掛ける。まずは49分、左からのクロスに後半投入のFWフィルミーノが絶好のタイミングで合わせると、GKトラップが好セーブでゴールを守った。引き続き55分には、タイミングが合わずシュートには持ち込めなかったが、ゴール前でフリーの宇佐美に右サイドからクロスが入った。ホッフェンハイム攻勢が続き、再び試合が動いたのは65分。これまでに何度もチャンスを演出してきたMFフォラントが、右サイドからの低空クロスにニアサイドで合わせ、ゴールに同点弾を流し込んだ。これでホッフェンハイムは苦しい展開から一転、勝機が出てきたように思われた。しかし、勝利の女神が微笑んだのは、上位チームの強さを見せたフランクフルトだった。同点にも動じず、試合が振り出しに戻った3分後、MFアイクナーがコーナーキックを押し込み決勝点とした。2-1で勝ったフランクフルトは、これが後半戦での初白星。ホッフェンハイムは勝ちのない期間が9試合に伸びた。

乾「ゴールが取りたい」



乾は「勝ちきれてよかった」と試合結果を振り返り、1アシストだった自身のプレー内容については「全然よくなかった。もっと仕掛けたかったけど、悔しい。ゴールが取りたい」と得点への意欲を語った。

宇佐美は「チームとしては決定機が4、5度あったが、1つしか決められなかった。同点に追いついて、これからという時に簡単に失点したのはもったいなかった。でも勝つまでやるだけ。目標はシンプル」と落ち込みながらも前を向いた。