第7節の注目カード(5)ヘルタ・ベルリン対バイエルン・ミュンヘン
欧州チャンピオンズリーグ(CL)での敗戦を受けてカルロ・アンチェロッティ監督の解任に踏み切ったバイエルン・ミュンヘン。敵地でヘルタ・ベルリンと対戦する今節はアシスタントコーチを務めていたウィリー・サニョルが指揮を執る。迎え撃つヘルタも欧州リーグ(EL)では格下相手に完封負け。両チームともに重苦しい空気を払拭するきっかけをつかみたい。
対戦データ&トリビア
- バイエルンが第6節終了時点で勝ち点「13」にとどまるのは、ドルトムントに優勝をさらわれた2010/11シーズン以来のこと
- ヘルタは第6節を終えて2勝2分け2敗の勝ち点「8」。同時期で比較すると最近3シーズンでワーストの成績
- 5連覇中のバイエルンは過去5シーズンの170試合のうち152試合で首位の座を維持していたが、今季は一度として首位に立っていない
- ヘルタは今季の勝ち点「8」のうち「6」ポイントをホームで獲得。今季も極端な内弁慶が続いている
- ヘルタは2009年2月の勝利を最後にリーグ戦で12試合バイエルン戦に勝っていない。それどころか、前回対戦で引き分けるまでは11連敗を喫していた
- バイエルンのアリエン・ロッベンは前節、リーグ戦通算92ゴール目を挙げ、ジオバネ・エウベルが持つクラブの外国人選手最多得点記録に並んだ。今節もゴールを決めれば単独最多に躍り出る
- このカードはチーム平均年齢がリーグで最も高い2チームによる対戦
- バイエルンは2010年にドルトムントに敗れたのを最後に、オクトーバーフェスト期間中はブンデスリーガで無敗を継続中(20勝5分け)
- 前節のマインツ戦で一発退場となったヘルタのベダド・イビシェビッチは出場停止。ここまでチームの6得点のうち3得点をアシストしていた
- ヘルタのマシュー・レッキーは開幕からホームで3試合連続ゴール中。いずれの試合もチームに先制点をもたらしている