ケルン対ライプツィヒはブンデスリーガ通算890個目の対戦カード
ケルン対ライプツィヒはブンデスリーガ通算890個目の対戦カード

第5節の注目カード(4)ケルン対ライプツィヒ

xwhatsappmailcopy-link

対戦トリビア

ケルンは前節、シャルケ相手に敵地で1ー3の逆転勝利を収めて2位に浮上。第5節では昇格組ながら今季無敗で6位につけるライプツィヒをホームに迎える。ともにいい意味でサプライズを起こした両チームのうち、好調をキープできるのはどちらか。現役時代にクラブ、代表の両方でチームメートだった両指揮官の対決にも注目だ。

・ライプツィヒは第4節を終えて勝ち点8を獲得。指揮官のラルフ・ハーゼンヒュットルにとっては、インゴルシュタットを率いていた昨季の第4節終了時(勝ち点7)を上回る滑り出しとなった

・ケルンは第4節を終えて勝ち点10。これはクリストフ・ダウムが指揮を執っていた1989年以来の好成績

・シャルケ戦で勝ち越し点を決めたケルンのアントニー・モデステは、昨夏のチーム加入以来17試合で得点を挙げているが、その17試合でケルンが手にした勝ち点は「37」(11勝4分け2敗)。モデステがゴールを決めた試合の1試合平均勝ち点は「2.2」にも上る

・逆にモデステが出場しなかった21試合の戦績は2勝10分け9敗。1試合平均勝ち点は「0.8」まで落ち込む。モデステはケルンの生命線と言えそうだ

・今季チーム最多の3得点を挙げているライプツィヒのティモ・ヴェルナーは、ここまでリーグ戦通算99試合に出場。ケルン戦で史上最年少となる「20歳6カ月19日」での通算100試合出場達成が期待される。現在の記録はユリアン・ドラクスラー(ウォルフスブルク)の「20歳7カ月13日」

・前節のメンヘングラートバッハ戦でのライプツィヒのチーム総走行距離は120キロ。これは今季のブンデスリーガ全試合を通じて最長の数字

歴史的なデータ

・両チームの対戦はブンデスリーガの舞台では初。ブンデスリーガ通算890個目の顔合わせとなる

・ケルンにとってはブンデスリーガ通算52チーム目の対戦相手

・ケルンのモデステは昨夏の加入以来、チーム総得点46の半分にあたる23得点に絡んでいる(19得点4アシスト)。今季はすでに4得点をマーク

・ケルンはシーズンをまたいでリーグ戦9試合無敗中(5勝4分け)。これほど無敗が続くのは、1991年9月~11月以来、四半世紀ぶり

・ケルンのペーター・シュテーガー、ライプツィヒのラルフ・ハーゼンヒュットルの両指揮官は、1990年代にオーストリア・ウィーン(オーストリア)でともにプレーした仲。1991年から3シーズン連続でリーグ優勝を果たし、オーストリア代表でもチームメートだった

・ハーゼンヒュットルは1998年から2000年までケルンに所属し、ブンデスリーガ2部で41試合3ゴール。最後のシーズンには昇格を果たしている

予想ラインナップ

ケルン(4-4-2)

ティモ・ホーン;フレデリク・ソーレンセン、メアギム・マブライ、ドミニク・ハインツ、ヨナス・ヘクター;マティアス・レーマン、マーコ・ヘーガー;マーセル・リッセ、ジモン・ツォラー;大迫勇也、アントニー・モデステ

ライプツィヒ(4-4-2)

ペテル・グラーチ;ベルナルド、ヴィリ・オルバン、マルビン・コンペア、マルセル・ハルステンベルク; シュテファン・イルサンケル、ディエゴ・デンメ;ドミニク・カイザー、マルセル・サビッツァー;ティモ・ヴェルナー、ユスフ・ポウルセン