第34節の注目カード(4)ケルン対マインツ
7位のケルンが欧州リーグ(EL)出場権を手にするためには、まず最終節でマインツに勝つことが条件。このカードは極端なまでにホームチームの成績が良く、ケルンには十分にチャンスがありそうだ。ケルンの大迫勇也は先発予想、マインツの武藤嘉紀はベンチスタートが予想されている。
対戦トリビア
- ケルンは勝利した上で5位ヘルタ・ベルリン(勝ち点3差)が敗れるか、6位フライブルク(勝ち点2差)が引き分け以下になれば、四半世紀ぶりの欧州カップ戦出場が決まる
- ケルンのアントニー・モデステはチームが勝利した11試合のうち10試合で得点を挙げている
- モデステはチーム総得点49のうち51%にあたる25得点を決めている。一人の選手にこれほど得点を依存するのは、ブンデスリーガでも過去に2例しかない。2010/11シーズンにフライブルクのパピス・シセがチーム総得点41のうち22得点(54%)、同シーズンにアイントラハト・フランクフルトのテオファニス・ゲカスが総得点31のうち16得点(52%)を決めた
- ケルンが8位以内でシーズンを終えたのは過去25年で1991/92シーズン(4位)のみ
- ケルンの欧州カップ戦出場は1992/93シーズンのUEFAカップ(現EL)が最後。その時はセルティック(スコットランド)に敗れて第1ラウンドで敗退した
- マインツは前節のフランクフルト戦に勝利し、事実上の残留が確定。最終節で10点差以上で敗れなければ16位に落ちることはない
- マインツの今季16敗は2006/07シーズンと並ぶクラブワースト記録。ケルンに敗れると不名誉な記録を樹立することになる
- ケルンのクロス本数はリーグ12位の258本だが、そのクロスからリーグ最多の14得点を挙げている。なお、そのうち8得点はモデステが決めたもの
- マインツはセットプレーからリーグ最多の20得点を挙げている。20得点はクラブ記録