第32節の注目トピックス5選
残留を懸けたサバイバルレースはマインツ、フライブルク、そしてハンブルガーSVが大きな勝ち点3を獲得。一方、敗れたケルンは2試合を残して降格が決定した。バイエルン・ミュンヘンは欧州チャンピオンズリーグ(CL)を見据えて大幅にメンバーを入れ替えながらも、地力の差を見せつけて快勝。第32節のトピックス5つを振り返る。
1)ハンブルク、恒例の“ミラクル劇場”開演
ブンデスリーガ創設から唯一降格したことがないハンブルクが今季も土壇場で驚異の粘りを見せている。負ければ降格の可能性もあったウォルフスブルクとの直接対決を3ー1で制して2連勝を達成。第30節にホッフェンハイムに敗れた時点で「8」ポイント差あった16位との勝ち点差は一気に「2」まで縮まった。近年は残留争いの常連となっているが、そこで鍛えられた“サバイバル力”が無駄ではなかったことを残り2試合で証明できるか。