第30節の注目カード(2)ヘルタ・ベルリン対ケルン
前節再び最下位に転落したケルンが敵地でヘルタ・ベルリンと対戦する。逃げ切りの失敗が目立つケルンはリードを奪ってからの試合運びがカギ。大迫勇也は今節も先発が予想されている。
対戦データ&トリビア
- ケルンは最近5試合でわずかに1勝。獲得した勝ち点4にとどまっている
- ケルンはシュテファン・ルーテンベック監督就任後の10試合のうち、5試合で逃げ切りに失敗している(3分け2敗)。その間に取りこぼした勝ち点は「12」
- ケルンは入れ替えプレーオフに回る16位と勝ち点「6」差。残り5試合の時点で6ポイント差から残留に成功したケースは過去に2例しかない
- ヘルタは直近7試合でわずか1勝しか挙げていないが、第29節終了時点で勝ち点36のチームが降格した例は過去にない
- ヘルタは後半戦のチーム総得点と総失点がともにリーグ最少(7得点・9失点)
- 前半戦のヘルタは決定力とセットプレーからの得点がリーグトップだったが、後半戦はいずれもダウン。セットプレーからの無得点が続く
- ヘルタのベダド・イビシェビッチはケルン戦で対戦カード別最多の9ゴールを挙げている。2ー0で勝利した今季前半の対戦でも2ゴールを挙げた
- イビシェビッチは前回のケルン戦を最後にゴールから遠ざかっている
- 外国籍選手のブンデスリーガ最多得点者であるクラウディオ・ピサロ(ケルン)と同4位のイビシェビッチは2人合わせてちょうど300ゴールを挙げている(ピサロが192点、イビシェビッチが108点)
- ヘルタのサロモン・カルーはチーム総得点(33点)の3分の1にあたる11得点を一人で決めている
- ヘルタはケルンとのリーグ戦直近5試合で4勝を挙げているが、昨季のドイツサッカー連盟カップでは1ー3で敗れた