ブンデスリーガ第2節を楽しむための4つの注目ポイント
“ヨナタン・ハイメス・シュタディオン”での初戦
代表ウィークが終わり、ようやく再開したブンデスリーガ。この週末に行われる第2節では多くのチームが今季の試金石となりそうな一戦を迎える。開幕戦での勝利をスタートダッシュへとつなげるのはどのチームか? 開幕戦でつまずいたチームはそれを帳消しにできるのか? 第2節の注目すべき4つの豆知識を紹介する。
ダルムシュタットはお隣に本拠地を構えるアイントラハト・フランクフルトをホームに迎え、今季最初の大一番に臨む。
ダルムシュタットは先日、がんのため今年3月に死去したサポーターの名前を取って、ホームスタジアム名を“ヨナタン・ハイメス・シュタディオン”に変更。新名称が名づけられたスタジアムのこけら落としとなる一戦での必勝を誓う。昨季の対決ではフランクフルトに勝ち点3を持ち帰られただけに、その思いはなおさらだ。
一方、フランクフルトのアレクサンダー・マイヤーにとっても、この一戦は特別なダービーとなりそうだ。2014/15シーズンのリーグ得点王はこの一戦でクラブ通算250試合目を迎えることになり、同クラブの出場記録で歴代10位にランクインする。
ケルンのモデステはお得意様との対戦
ケルンのFWアントニー・モデステ(ケルン)の得意な対戦相手を挙げるとしたらウォルフスブルクだろう。これまで6試合で5ゴールを挙げており、1試合あたりの得点率は「0.8」の計算になる。しかしながら、ケルンはウォルフスブルクを苦手としており、現在は8試合連続勝ち星なし。これほど長く勝利から遠ざかっている対戦相手は他にいない。
もっとも、ケルンは開幕戦でダルムシュタットに快勝しており、弾みをつけて敵地に乗り込む。指揮を執るペーター・シュテーガー監督も「チームは成長しており、どの試合でも勝ち点獲得を目指している。最近のウォルフスブルクとの試合はいつも興味深い展開になっている」と相性の悪さを悲観してはいない。