第26節の注目カード(6)ブレーメン対ケルン
残留争いからの逃避を図る14位ブレーメンと最下位脱出を目指すケルンが激突。前節ブンデスリーガ20年連続ゴールの偉業を達成したケルンのクラウディオ・ピサロにとっては古巣対戦となる。そのピサロのゴールをお膳立てした大迫勇也は先発が予想されている。
対戦データ&トリビア
- ブレーメンはフローリアン・コーフェルト監督の就任以来、ホームで公式戦8試合無敗をキープしている
- ブレーメンは上述の8試合で5勝をマーク。ブンデスリーガでは残留を争うハンブルガーSV、シュトゥットガルト、ウォルフスブルクとの直接対決で貴重な白星を挙げている
- ブレーメンはコーフェルト監督の就任で守備も安定。ホームの8試合のうち4試合を無失点で切り抜けている
- ケルンはブレーメン戦で対戦カード別最長となる8試合連続勝ち点を獲得中
- ブレーメンが最後にケルンに勝利したのは2011年11月。当時の指揮官はトーマス・シャーフだった
- ともに未勝利で迎えた今季前半の対戦時(第9節)は両チーム合わせて勝ち点「5」しかなかったが、後半戦は8試合消化時点で合わせて勝ち点「23」を積み上げている
- ケルンはシュテファン・ルーテンベック監督が就任した第15節以降、首位バイエルン・ミュンヘンに次ぐゴール数(18得点)を記録している
- ケルンのクラウディオ・ピサロにとっては古巣対戦。前節は自身が持つ外国籍選手の歴代最多得点数を「192」まで伸ばしたが、そのうちの64点はブレーメンの本拠地ウェーザー・シュターディオンで記録している
- ブレーメンにとってピサロは“生ける伝説”。4度の在籍でクラブ歴代最多の104得点を挙げている
- ブレーメンのマックス・クルーゼはブンデスリーガ18クラブのうち、ライプツィヒとケルンを除く16クラブから得点を挙げている。ケルン戦では過去9度の対戦でスコアポイントすら挙げたことがないが、今節で“完全制覇”にリーチをかけることができるか