ケルン大迫&ヘルタ原口、試合後のコメント
ブンデスリーガ第25節が3月18日に行われ、大迫勇也が所属するケルンが原口元気所属のヘルタ・ベルリンに4ー2で勝利した。日本人対決を終えた大迫、原口が試合後にコメントを残した。
大迫「あの1点でチームが落ち着いた」
——リーグ戦6試合ぶりの勝利です。トンネルを抜けたという感じですね。
大迫 そうですね。みんな気合いが入っていたと思います。
——先制点の場面を振り返ってください。
大迫 思い切り打とうと。コンパクトに振ることだけ意識しました。
——トラップした時点で「打とう」というイメージがありました?
大迫 また2トップでやることができているので、ゴールに向うことが大事だと思っていました。
——いい形でUAEに入れますね。
大迫 代表では役割も違いますし、また別なので。(代表では)本当に結果だけを求めて戦いたいと思います。
——試合前に意識していたことはありますか?
大迫 勝つことだけです。チームがうまくいかない時は、誰かがスーパーなプレーをしたり、誰かがチームを助けるプレーをしたりしないと、なかなか流れは変わらないので。今日こうやってみんなでまとまって勝つことができて良かったです。
——改めてすごいシュートでした。個人的にもファインゴールなのでは?
大迫 そうですね。いいゴールだったと思います。トラップもうまくできたので。
——チーム状況が良くない中で、あのシュートにどんな思いを込めましたか?
大迫 ずっと負けが込んでいて、みんな余裕がない中での試合だったので、思いっきり打つしかないなと思っていましたけど。
——チームに勇気を与えることができたのでは?
大迫 あの1点でチームが落ち着いてできたなと思うし、本当にいいゴールだったと思います。
原口「この悔しさは取っておく」
——先制点をああいう形で取られたのが痛かったですか?
原口 先制点どうこうではなくて4点目。あれは完全に僕のせいです。僕のミスなんで。3ー1のままいっていたら多分、僕らは追いつけたと思う。信じられないミスですね。
——カウンターから点を取られてしまい、ヘルタらしい戦いができなかったように思います。
原口 まあ、そうですね。逆になってしまった。僕らがやりたいことをやられてしまった感じなので。
——途中から左サイドに入りましたが、攻撃面に関しての自分の出来はどうでしたか?
原口 感覚も良くなかったですし、すべてフィットしていなかったですね。
——代表戦に向けて切り替えていくしかないですね。
原口 ものすごく切り替えにくいですね。この悔しさはヘルタでしか返せないので。代表でやったとしても何も変わらないし、この悔しさは取っておいて、また切り替えていきたいと思います。