第25節の注目カード(2)ハンブルガーSV対マインツ
残留争いの渦中にある17位ハンブルガーSVと16位マインツの直接対決。両チームは順位こそ隣り合わせだが、勝ち点差は「7」と大きな開きがあり、11試合未勝利のハンブルクにとっては必勝を期した一戦となる。ハンブルクの主将を務める酒井高徳と前節ゴールを挙げたマインツ武藤のマッチアップも勝敗を分けるカギとなりそうだ。
対戦データ&トリビア
- ハンブルクの勝ち点17は24試合消化時点でのクラブワースト
- 第24節終了時点で勝ち点17だったチームが残留を果たしたケースは過去に2回(ホッフェンハイムとハノーファー)。ただし、どちらも現在のハンブルクほど上のチームと勝ち点の開きはなかった
- 昇降格プレーオフ制度が導入された2008年以降、プレーオフに回る16位の平均勝ち点は33。今季のハンブルクはシーズンの3分の2以上を消化しても、その半分程度しか勝ち点を手にしてない
- マインツはブンデスリーガのハンブルク戦で5試合連続勝ち点を獲得中
- ハンブルクは現在11戦未勝利とリーグで最も勝ち星から遠ざかっている。後半戦6試合で勝ち点2はリーグワーストで、後半戦で白星がない唯一のチームでもある
- ハンブルクのベアント・ホラーバッハ監督は初陣から公式戦5試合未勝利。同クラブの歴代指揮官では前例がないワースト成績
- マインツが先制された試合で最終的に勝ち点11を獲得しているのに対し、ハンブルクはビハインドを背負った試合で勝ち点2しか取れていない
- ハンブルクは対人勝負の回数がリーグ最多
- マインツの武藤は前節のゴールで2015/16シーズンの自己最多に並ぶシーズン7点目。武藤一人でハンブルクのFW登録選手の総得点6を上回っている
- ハンブルクではクリスティアン・マテニア、ルイス・ホルトビー、ニコライ・ミュラーが、マインツではレネ・アードラー、レビン・エズトゥナリ、ナイジェル・デヨンクが古巣対戦となる