第21節の注目カード(1)ケルン対ドルトムント
最下位ながら直近4試合で3勝1分けと調子を上げているケルンが、後半戦勝ち星がない6位のドルトムントをホームに迎える。奇跡の残留を目指すケルンはかつての指揮官が率いる相手から勝ち点をもぎ取ることができるか。大迫勇也は風邪で欠場、香川真司は先発が予想されている。
対戦データ&トリビア
- ペーター・シュテーガー監督が解任から61日を経て敵将として古巣ケルンの前に立ちはだかる。ケルンでは4年余りの在任期間でブンデスリーガ昇格(2014年)、25年ぶりの欧州カップ戦出場権獲得(2017年)と大きな功績を残した
- 今季のシュテーガー監督はケルンで一度も勝利を挙げられなかったが(3分け11敗)、ドルトムントでは一度も負けていない(2勝3分け)
- 前半戦の対戦ではドルトムントがホームで5ー0の大勝。ケルンにとっては2014年の昇格後初のドルトムント戦黒星であり(それまでは2勝4分け)、シュテーガー監督にとっては在任期間で最も大差での惨敗だった
- ケルンは第16節までの勝ち点がわずか「3」だったが、第17節からの4試合で一気に勝ち点「10」を積み上げた
- ドルトムントは3試合連続ドロー中。過去9シーズンで最悪の後半戦スタートとなった
- 今季のドルトムントはホーム成績がリーグ12位の勝ち点15にとどまるが、アウェーではリーグ3位の勝ち点16を稼いでいる
- ケルンはシュテーガー前監督が指揮を執った14試合でわずか6ゴールだったが、シュテファン・ルーテンベック監督の下では6試合で9ゴールを挙げている
- 今季のドルトムントはブレーメンとともに“ジョーカーゴール”がゼロ。攻撃陣に得点力の高い選手をそろえながら、途中出場では結果が出ていない
- 現在2試合連続ゴール中の香川は、今季の5ゴールのうち3ゴールをシュテーガー監督就任後に決めている
- ドルトムントは金曜夜開催のアウェー戦で一度も勝てていない(2分け2敗)