第17節の注目カード(4)マインツ対ケルン
マインツにとってケルンはどこよりも歓迎すべき“お得意様”。現在5試合勝利から遠ざかっているケルンは鬼門を突破して上位争いに踏みとどまることができるか。なお、マインツの武藤嘉紀、ケルンの大迫勇也はともに先発予想。2017年最初の日本人対決は実現するか。
対戦トリビア
・ケルンはマインツとのアウェーゲームを最も苦手としており、戦績は1勝5敗
・マインツは第16節を終えて総失点30。これは同時点でのクラブワースト記録
・ケルンは第16節終了時点で昨季前半戦の勝ち点24を上回る25を獲得している
・マインツは今季すでに5人の退場者を出しており、これまでのシーズン通算退場者数を超えてしまった
・ケルンは現在5戦連続未勝利
・マインツはホームゲーム直近5試合で4勝を挙げている
・ケルンのアントニー・モデステはチーム総得点21のうち62%にあたる13得点を挙げている
・マインツはケルンとの前回対戦で2-3と敗れているが、それまでは5戦連続で勝ち点を獲得。さらにそのうちの4試合は無失点だった
歴史的なデータ
・この冬にマインツからケルンに復帰したクリスティアン・クレメンスは、移籍後初戦で古巣と対戦。マインツ時代は40試合に出場して6ゴール4アシストを決めている
・マインツにとってケルンはホームで最も相性がいい相手
・両チームの対戦は前回までホームチームが8勝3分けとアウェーチームが勝てなかったが、昨季後半戦の対戦でアウェーのケルンが3-2で逆転勝ちを収め、同カード初のアウェー勝利を手にした
・ケルンのGKティモ・ホルンはマインツ相手に負けたことがないが、今回は負傷のため欠場予定
・マーセル・リッセは2013年夏にマインツからケルンに移籍。マインツではリーグ戦56試合に出場して4ゴール11アシストをマークしている
・マインツのホーム最大得点差勝利:4-0(2012年4月10日)
・ケルンのアウェー最高成績:3-2(2016年4月17日)
・歴代最多観客数:3万4000人(2012年4月10日)
予想ラインナップ
マインツ(4-4-2)
レッスル;ドナティ、ベル、ラマーリョ、ブスマン;オゥトゥナリ、グバミン、ラッツァ、ハイロ;武藤嘉紀、セイデル
ケルン(4-4-2)
ケスラー;ソーレンセン、マロー、ハインツ、ヘクター;クレメンス、ヘーガー、レーマン、ラウシュ;大迫勇也、モデステ