第14節の注目トピックス5選
首位バイエルン・ミュンヘンが2位以下を引き離すことに成功し、好例の“首位ターン“がほぼ決定的となった。今季未勝利のまま最下位に沈むケルンはついにペーター・シュテーガー監督を解任。チームをブンデスリーガ昇格に導き、昨季は5位に躍進させた指揮官がクラブを去ることになった。ウィンターブレークまでのカウントダウンが始まった第14節のトピックスを5つ紹介する。
1)ホッフェンハイムが停滞ムードを吹き飛ばす大勝
ホッフェンハイムとライプツィヒによる注目の一戦はホッフェンハイムがホームで4ー0の大勝を飾る予想外の結果となった。勝利の立役者となったのは、バイエルンから期限付きで加入したセルジュ・ニャブリ。52分に移籍後初ゴールとなるチーム2点目を決めると、その10分後には43メートルの距離から豪快なシュートを叩き込んで加点。「一瞬(ゴールのほうを)見て蹴ることを決めた」という勇敢な判断は相手の息の根を止める一撃となった。直近の公式戦12試合でわずか2勝と苦しんでいたチームにとっては停滞感を吹き飛ばす大きな1勝となりそうだ。