第14節の注目カード(2)バイエルン対ウォルフスブルク
バイエルン・ミュンヘンは前節、マインツを下して暫定的に首位に返り咲いたものの、ライプツィヒも勝利したため“一日天下”に終わった。指定席を取り返すために勝ち続けるしかない状況で迎えるのは、昨季の対戦で5ー1と圧勝したウォルフスブルク。降格圏スレスレの15位に沈む相手にまたしても情け容赦なく襲い掛かるのか。
対戦トリビア
・バイエルンはここまで勝ち点30を稼いでいるが、第13節終了時点で30ポイントを挙げているチームが首位でないのはリーグ史上初めてのこと
・ウォルフスブルクは第13節を終えてわずか2勝。クラブワーストの不振に陥っている
・ウォルフスブルクはこれまで計25人の選手を起用しているが、あの手この手を尽くしてもなかなか結果が伴わない
・バイエルンはウォルフスブルクとのホームゲーム19試合で18勝1分け。最大57ポイントの勝ち点のうち55ポイントを獲得している
・バイエルンのトーマス・ミュラーは今季いまだにノーゴール。前節のマインツ戦では好パフォーマンスを見せたが、かれこれ7カ月もリーグ戦でのゴールがない
・ウォルフスブルクのマリオ・ゴメスは古巣対戦。バイエルン時代は103分に1得点と、ゲルト・ミュラー(105分で1得点)をしのぐ決定力を誇っていた
歴史的なデータ
・バイエルンはホームでのウォルフスブルク戦で14連勝中。特定のチームからの連勝記録としては最長になる
・ウォルフスブルクはバイエルンが20試合以上対戦しているチームの中で最も好成績を残している相手
・ウォルフスブルクはバイエルン戦通算試合数の半分にあたる19試合で無得点。これはクラブのワースト記録
・バイエルンはウォルフスブルクとのホームゲーム全19試合でゴールを挙げている
・ウォルフスブルクがミュンヘンで手にした勝ち点は19試合でわずか「1」
・バイエルンのロベルト・レバンドフスキは対ウォルフスブルク戦11試合で10ゴール5アシストの好成績を記録。昨季は途中出場ながら「9分間で5ゴール」を挙げ、ギネス記録にも認定された
・バイエルンのホーム最大得点差勝利:5-0(1999年10月30日)
・ウォルフスブルクのアウェー最高成績:未勝利
・歴代最多観客数:7万5000人(2015年9月22日)