第11節の注目カード(4):デュッセルドルフ対ヘルタ
ブンデスリーガ第11節2日目が11月10日に行われ、宇佐美貴史が所属するフォルトゥナ・デュッセルドルフは本拠地でヘルタ・ベルリンと対戦する。この試合に関するデータ&トリビア、さらに予想ラインナップを紹介する。
対戦データ&トリビア
・公式戦での同カードは、2012年のブンデスリーガ入れ替え戦以来。アウェーで勝利し、ホームで引き分けたデュッセルドルフが見事ブンデスリーガ昇格を決めた。2部のクラブが入れ替え戦を制したのは、直近9シーズンでこれが唯一の例である。
・50年を超すブンデスリーガの歴史で、第10節終了時に今季のデュッセルドルフよりも成績が悪い昇格組は、わずか4クラブ。いずれも1年で2部へ降格している。
・デュッセルドルフは6連敗中。7連敗を喫すれば、同クラブのネガティブ記録更新となる。
・デュッセルドルフは今季、相手にリードを許した試合が7試合あり、いずれも黒星で終わっている。
・ここまで相手にPKを与えた回数は、ヘルタが5回、デュッセルドルフが4回。ヘルタはそのすべてを開幕から第5節までに与えており、一方デュッセルドルフは直近5試合で4本のPKを献上している。
・デュッセルドルフの守護神ミヒャエル・レンジングは、自身のブンデスリーガキャリアで20本、試合中のPKを受けているが、一度もセーブできず、そのすべてが失点につながっている。
・ヘルタのベダド・イビシェビッチは今季ブンデスリーガ所属18クラブ中、17クラブからゴールを奪っている。ブンデスリーガの試合で唯一ゴールを決めたことがない相手が、今回のデュッセルドルフ。
・デュッセルドルフのフリートヘルム・フンケル監督は2009年10月から2010年6月までヘルタで指揮を執っていた。当時まだ現役だったヘルタのパル・ダルダイ監督も、フンケル監督の下でブンデスリーガ11試合に出場している。