フォラント「自分で自分を奮い立たせなければ」
ブンデスリーガ直近5試合のうち4試合でゴールを決めているレーバークーゼン所属ケビン・フォラント。すでに今シーズンの得点数は8となり、現在ドイツ人選手の中では最多のゴールを記録している。そこで当サイト独語版は、そんな絶好調男との独占インタビューを敢行し、自身のパフォーマンス、ハイコー・ヘアリッヒ監督、家族との関係について語ってもらった。
――現在、ドイツ人選手では最多の8ゴールを決めています。今季ここまでを振り返ってください。
フォラント 良い状態です。しかし、もっと改善していかなければならないのはもちろんです。これからも全力で戦いたいですし、すでに次の試合が楽しみですね。
――昨季は1年間で6ゴールでした。どのように復活したのですか?
フォラント 選手は自分で自分を奮い立たせなければなりません。困難な時期に差し掛かったとしても、「俺にはできる。俺は今まで証明してきた。ボールは必ずゴールに決まる」という風に、自分に言い聞かせるんです。
――ヘアリッヒ監督が今季から新しく就任しました。彼もかつてはブンデスリーガのトップFWの1人でしたが、監督からのアドバイスなどはありましたか?
フォラント ゴール前での動き方など、たくさんヒントをくれる人です。監督と私のプレースタイルは異なると思いますが、しかし現役時代に培った経験は非常に多くありますし、FWの私にだけでなく、チーム全体にも良いヒントを与えてくれますね。
――レーバークーゼンは徐々に調子を取り戻し、今は6位にまで上がってきました。
フォラント 90分間集中し、力を出し切ることができれば、どんな相手でも倒すことができるということを我々は証明してきました。今の調子を維持していかなければなりません。
――あなたの父親アンドレアスさんはアイスホッケーのドイツ代表でしたし、あなた自身も子どもの時にはアイスホッケーをしていましたね。今でもまだ氷上に行くことはあるんですか?
フォラント もちろんです。いまだに年に1回は家族と一緒にプレーしています。ほとんどはクリスマス休暇中ですね。アイスホッケー場を押さえて、父親や兄弟と一緒に汗を流すんです。本当に楽しいんですよ!