マインツ新監督に就任したシュワルツ氏は今季まで3年間Uー23マインツの指揮官を務めていた - © © gettyimages / Alexander Scheuber
マインツ新監督に就任したシュワルツ氏は今季まで3年間Uー23マインツの指揮官を務めていた - © © gettyimages / Alexander Scheuber

武藤のマインツ、シュワルツ氏が監督に就任

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真の“マインツァー(マインツ人)”指揮官の誕生だ。武藤嘉紀が所属するマインツは5月31日、今季限りで退任したマーティン・シュミット前監督の後任として、サンドロ・シュワルツ氏が就任したことを発表した。契約期間は2020年6月30日までとなっている。

1978年、ラインラント・プファルツ州の州都マインツで生を受けたシュワルツ氏は、ユースからマインツでプレーし、1998年にはトップチームへ昇格。2003/04シーズンには、ユルゲン・クロップ監督に率いられ、同クラブのブンデスリーガ初昇格を達成した。そして現役引退から4年後の2013/14シーズン、指導者としてマインツへ復帰しUー19チームの監督を務めると、その翌シーズンから今季まで3年間はブンデスリーガ3部を戦うUー23チームを指揮していた。

シュワルツ監督は31日の会見で「この任務に燃えています。選手たちを鍛え、チームが成長できるようにしていきたいです。ファンが熱狂するようなサッカーを展開すること、それが私の仕事の重点ですね。私自身にとっても、自分が生まれたこの町の、このクラブで、ブンデスリーガを戦えることは、非常に大きな一歩だと考えています」とコメントしている。