コルクト監督は今年1月に途中就任。即座にシュトゥットガルトを立て直したが、今季は低迷が続いていた - © © gettyimages / Oliver Hardt
コルクト監督は今年1月に途中就任。即座にシュトゥットガルトを立て直したが、今季は低迷が続いていた - © © gettyimages / Oliver Hardt

最下位転落のシュトゥットガルト、コルクト監督を解任

xwhatsappmailcopy-link

シュトゥットガルトは10月7日、タイフン・コルクト監督をはじめ、コーチのイリヤ・アラチッチとスティーブン・チェルンドロを解任したことを明らかにした。後任にはアンドレアス・ヒンケル氏が選ばれ、アスレチックトレーナーにマティアス・シッファース氏、GKコーチにマルコ・ラングナー氏が就任することも、あわせて発表されている。

ミヒャエル・レシュケSDは「今季の停滞したパフォーマンスとネガティブな結果により、この決断を下すことになりました。しかし、難しい状況下で昨シーズン途中に就任し、チームを見事復活させ、早い段階で残留を決めてくれたコルクト監督と2人のコーチには、心から感謝しています」とコメント。またヴォルフガング・ディートリッヒ会長も「この決断は非常に難しいものでした。昨季の素晴らしい成長があっただけに、コルクト監督とともに今季はさらにポジティブな歩みを進めることができると信じていましたが、残念ながらうまくいきませんでした。コルクト監督の将来に多幸があることを願っています」と話した。

コルクト監督は昨季途中の2018年1月、シュトゥットガルトの指揮官に就任。第21節以降の14試合を9勝1敗4分で乗り切り、同クラブをブンデスリーガ残留の危機から欧州カップ戦出場権を争うまでに立て直した。しかし今季はここまで1勝4敗2分と低迷し、第7節ハノーファー戦に敗れたことで最下位に転落していた。