昇降格プレーオフ第1戦プレビュー:ウォルフスブルク対キール
ブンデスリーガ16位のウォルフスブルクと同2部3位のキールによる昇降格プレーオフ第1戦がウォルフスブルクのホームで5月17日に行われる。ウォルフスブルクは初昇格を狙うキール相手にブンデスリーガ残留を懸けて2シーズン連続のプレーオフに臨む。
最新情報
ウォフルフスブルクは最終節でケルンに4ー1と大勝したが、16位に終わり昨季に続いてプレーオフに回ることになった。アキレス腱のケガでケルン戦を欠場したチーム得点王のダニエル・ディダビが復帰する以外は、最終節と同じ先発メンバーが有力。ロビン・クノッヘとジョンアンソニー・ブルックスの両センターバックには2部得点王マービン・ドゥクシュを抑える仕事を担うことになる。
昨季3部から2部へ昇格したばかりのキールは、今季も素晴らしい成績を残して2シーズン連続の昇格にあと一歩のところまできた。来季からケルンで指揮を執ることが決まっているマークス・アンファング監督はブラウンシュバイクとの最終節で大幅にメンバーを入れ代えたが、取りこぼすことなく6ー2で快勝。この試合で4ゴールを挙げたスティーブン・リバレンスがプレーオフ初戦でもウイングの位置に入る見込みだ。得点源のドゥクシュ、今季12ゴールのキングスレイ・シンドラーと攻撃陣は強力だが、「22」のスコアポイントを稼ぎ出したドミニク・ドレクスラーは足首のケガで出場が危ぶまれている。
予想ラインナップ
ウォルフスブルク(4ー2ー3ー1)
カステールス;フェアハーク、ブルックス、クノッヘ、ウィリアム;ギラボキ、アーノルド;ディダビ、マリ、ブレカロ;オリジ
キール(4ー1ー4ー1)
クロンホルム;ハイディンガー、ホーエンイダー、チーホス、ファンデンベアク;パエツ;シンドラー、ミュリング、キンゾンビ、リバレンス;ドゥクシュ
関連データ
- ブンデスリーガのチームは過去19回のプレーオフのうち14回は残留を決めている。直近8回の対戦成績もブンデスリーガ勢の7勝
- ウォウルフスブルクは昨季もプレーオフに出場。ブラウンシュバイク相手に2試合とも1ー0の勝利を収めた
- 両者の対戦で最も点差がついたのはウォルフスブルクが9ー1でキールを圧倒した1986年の試合
- 今季のウォルフスブルクはクラブ史上最も少ない勝ち点33でシーズンを終えた
- キールは昨季3部から2部に昇格したばかり。クラブ史上初のブンデスリーガ昇格を目指す
- キールのドゥクシュは今季18得点を挙げて2部得点王に輝いた。一方、ウォルフスブルクの総得点は36で最多得点者は9得点のディダビだった