ダメ押しとなるチーム4点目を決めた香川 - © © gettyimages / Masahiro Ura
ダメ押しとなるチーム4点目を決めた香川 - © © gettyimages / Masahiro Ura

日本がパラグアイに逆転勝ち。香川がチーム4点目をマーク

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日本対パラグアイの国際親善試合が6月12日にオーストリアのインスブルックで行われ、日本が西野新体制下で初勝利を挙げた。 日本 4ー2 パラグアイ

西野体制下で2連敗中、いまだノーゴールの日本は、完敗を喫した前回のスイス戦から先発メンバー10人を入れ替え。ブンデスリーガ勢では左サイドバックに酒井高、トップ下に香川、右ワイドに武藤が起用された。

日本は前線の岡崎、香川が精力的にプレスをかけて序盤からリズムをつかみ、乾、香川を中心に攻撃の形を作っていく。しかし、先に決定的なチャンスを迎えたのはパラグアイ。24分、FKのこぼれ球に反応したO・ロメロが左足を振り抜いて日本ゴールを脅かすと、32分にはスローインからゴール前で混戦を作り出し、またしてもこぼれ球をO・ロメロがシュート。これがゴール右隅に吸い込まれてパラグアイが先制する。

日本も直後の33分、柴崎、香川とつないで乾がチャンスを迎えるが、フリーで放ったシュートはクロスバーのはるか上。40分のFKのチャンスも柴崎のキックはクロスバーをかすめてゴール上に外れた。

それでも後半に入ると日本が反撃に出る。立ち上がりの51分に香川のパスを受けた乾が鮮やかな右足シュートを決めて同点に追いつくと、63分には右サイドの武藤の折り返しを香川がフリック。後方から走り込んだ乾がこの日2点目を決めて一気に逆転に成功する。

- © gettyimages / Christof STACHE / AFP
- © gettyimages / Masahiro Ura