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シュテーガー監督の下で本領を発揮しているドルトムントのワイグル - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA
シュテーガー監督の下で本領を発揮しているドルトムントのワイグル - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA

新生ドルトムントのキーマン

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レアル・マドリードのドイツ代表MFトニ・クロースはかつて、「ユリアン・ワイグルはワールドクラスの選手になるだろう」と予言していた。実際に、ワイグルはドルトムントの“心臓”として年齢以上に成熟したプレーを披露。サポーターはその成長ぶりを楽しみに見守っている。

ツォルクSDが認めた潜在能力

2013/14シーズンに1860ミュンヘンで頭角を現した時、ワイグルが大きなポテンシャルを秘めた選手であることは誰の目にも明らかだった。同クラブで育ったラース&スベンのベンダー兄弟と良い意味で比較され、翌2014/15シーズンにはクラブ史上最年少でキャプテンに就任。ところが、チームメートと一緒に無分別な夜遊びをしたことが発覚し、リカルド・モニス監督によってその資格を剥奪されてしまう。

しかし、この事件の後もワイグルに対する高い評価は変わらなかった。そして2015年夏にドルトムントがワイグル獲得に成功。ミヒャエル・ツォルクSDは入団会見の席で、「我々の中盤の未来を担う選手だ。大きく成長する能力があると信じている」と期待を寄せた。

当時のドルトムントにはヌリ・シャヒン、スベン・ベンダー、ゴンザロ・カストロ、イルカイ・ギュンドアン、ケビン・カンプルと中盤にタレントがそろい、ワイグルの出場機会はほとんどないだろうと思われていた。しかし、カンプルのレーバークーゼン移籍とギュンドアン、シャヒンの負傷離脱によって、すぐに出場機会に恵まれることになる。

経験があろうがなかろうがやるしかないーー。そんな状況に放り込まれながら、ワイグルは重圧に潰されることなくすぐに実力を証明してみせた。最初のシーズンでブンデスリーガ30試合に出場(うち25試合は先発)し、パス成功率もリーグ上位の92%を記録。スーパースター誕生と呼ぶにふさわしいスタッツを残した。

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