堅固な守備で“黄色い壁”を体現するドルトムントのビュルキ
ドルトムントのGKローマン・ビュルキが先週末にアウェーで行われたメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)戦で好セーブを連発し、勝利の立役者となった。これでチームはリーグ戦3連勝。ペーター・シュテーガー監督は「試合を通じて頼れるGKがいてくれた」と守護神を称えた。
今季リーグ最多となる11本のシュートセーブを記録したビュルキは、「無失点に抑えて貴重な1点を決められた。とても満足しているよ」と試合を振り返り、「体中が痛いね。それだけ必死に戦ったということ」と満足そうに笑った。
この試合では13分のラース・シュティンドルとの1対1を始め、再三のピンチと向き合ったが、この日のビュルキはまさに“黄色い壁”のようにボルシアMGの攻撃陣の前に立ちはだかった。相手の攻撃にさらされる時間は長かったが、最後の砦が崩れなかったことでチームは“ボルシア・ダービー”で6連勝を達成することができた。