数字で見る開幕節
「1」
2016/17シーズンのブンデスリーガは、新記録誕生を予感させるスタートとなった。開幕戦に登場した昨季王者バイエルン・ミュンヘンはブレーメンを6−0で撃破。開幕戦での「6」点差勝利はブンデスリーガ史上、最大の数字になる。
優勝候補にふさわしいスタートを切ったバイエルン最大のライバルはドルトムント。こちらも今季初戦はマインツに2−1で競り勝ち、トーマス・トゥヘル監督の下でホームでの無敗記録を「22」まで伸ばした。
6点差、22試合連続……今季初戦の戦いを数字に注目して振り返ってみる。
ジョエル・ポーヤンパロ(レーバークーゼン)とボビー・ウッド(ハンブルガーSV)は、ともにブンデスリーガでの初シュートを初ゴールで祝福。ダニエル・ディダビもウォルフスブルクに加入して初めて放ったシュートがゴールへとつながった。
「4」
アイントラハト・フランクフルトはニコ・コバチ監督の就任以降、ホームゲーム5試合で4勝を挙げており、ホームでの強さが際立つ。
「6」
バイエルンがブレーメンに6−0と大勝したが、この6点差というのはブンデスリーガの開幕戦の歴史で最大の得点差勝利。かつて1974/75シーズンの開幕戦でオッフェンバッハ(現4部)が同じく6−0で勝ったことがあるが、その時の対戦相手は奇しくもバイエルンだった。