ボローニャ戦の試合中に右足首のじん帯を痛めてしまった大迫 - © © gettyimages / Lars Baron/Bongarts
ボローニャ戦の試合中に右足首のじん帯を痛めてしまった大迫 - © © gettyimages / Lars Baron/Bongarts

ケルン大迫がボローニャ戦で負傷

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大迫勇也が所属するケルンが7月31日、合宿先のキッツビューエル(オーストリア)でボローニャ(イタリア)と強化試合を行い、1-1で引き分けた。大迫は新加入のジョン・コルドバと2トップを組んで先発出場したが、負傷により前半途中でベンチに退いた。

両チームがキックオフ直後から積極的にゴールを狙う中、ボローニャがCKからFWブルーノ・ペトコビッチが頭で合わせて9分に先制する。ケルンも反撃を試みるが、15分を経過したところでアクシデントが発生。大迫が右足首を痛め、アルチョムス・ルドネフスとの交代を余儀なくされた。

1点を追うケルンは29分、ミロシュ・ヨイッチが蹴ったFKがフレデリク・ソーレンセンに当たって方向が変わると、最後はジモン・ツォラーが至近距離から蹴り込んでゴールネットを揺らす。レフェリーは当初オフサイドの判定を下したが、最終的にはゴールが認められた。

その後はケルンが主導権を握ったものの、勝ち越しのチャンスを生み出せないまま前半が終了。ペーター・シュテーガー監督はハーフタイムにルドネフスとGKティモ・ホーン以外の9人を入れ替えて後半に臨んだが、試合は大きな動きのないまま進んでいく。ケルンは83分にパベル・オルコフスキのパスから勝ち越しのチャンスをつかむが、セール・ギラシのシュートはわずかに枠の外。試合は1-1のまま終了した。

負傷交代した大迫は診断の結果、「右足首のじん帯損傷」であることが判明。当面はチーム練習に参加せず、保存療法で治療を行っていく方針だという。

【得点】
ケルン:ツォラー(29分) ボローニャ:ペトコビッチ(9分)

【ラインナップ】
ケルン前半(4ー4ー2)
T・ホーン;クリュンター、ソーレンセン、ハインツ、J・ホーン;ツォラー、ヘーガー、ヘクター、ヨイッチ;大迫、コルドバ

ケルン後半(4ー4ー2)
T・ホーン;オルコフスキ、マロー、メレ、ハンドウェーカー;クレメンス、エズカン、ナーティー、ラウシュ;ルドネフス、ギラシ