復帰のロイス「ボールを自宅に飾る」
11月22日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第5戦が行われ、香川真司が所属するドルトムントは、本拠地でレギア・ワルシャワ(ポーランド)と対戦し、8-4で勝利した。この試合で約半年ぶりの公式戦出場となり、2ゴール1アシストの活躍を残したマーコ・ロイスが、90分間の戦いを終えてインタビューに応じている。
――ボールを手に持っていますが、このスペクタクルな夜の記念として持ち帰るのでしょうか?
ロイス はい、これは試合球です。まだここに選手全員のサインをもらわなければなりませんね。このボールを自宅に飾る予定です。
――長期間、負傷で離脱していました。きょうの3得点(※実際には2得点。3得点目は後にUEFAがオウンゴールへ訂正)は、これまでの苦難が報われたということでしょうか?
ロイス 仮にゴールできなかったとしても、きっと良い気分だったと思います。ようやくカムバックできたのですから。もちろん複数のゴールを決め、チームの勝利に貢献できたことは最高です。チームが成功を収めること、それが何よりも大事なことです。
――ピッチに立った時はどんな気分でしたか?
ロイス これだけ長い間離脱していたのですから、本当に特別でした。その瞬間を楽しめましたし、このカムバックのために一生懸命トレーニングしてきたんですからね。
――ところで、きょうの試合ではワルシャワに4点を奪われてしまいました。
ロイス チーム全体として、守備が良くなかったですね。いずれにしても話し合わなければなりません。ホームで4失点は、当然多すぎますから。
――CLグループリーグ最終戦はレアル・マドリード(スペイン)です。引き分け以上で1位通過が決まります。
ロイス マドリードでの試合の前にも、ブンデスリーガでアイントラハト・フランクフルト、メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)という2つの難しい試合をこなす必要があります。もちろんレアルとの試合は本当に楽しみですが、引き分けになることは目指していません。そんなことはこれまで1度もなかったですし、毎試合勝利を目指しています。そして、レアル戦はきょうの試合以上に、しっかりと守備をしなければならないでしょう。