今季はハンブルクorケルン?2部ヘアプストマイスターにまつわるあれこれ
ブンデスリーガに先立って開幕を迎えた同2部は、今週末に前半戦最後の試合となる第17節を迎える。現状では、酒井高徳と伊藤達哉が所属し勝ち点34で首位に立つハンブルガーSVと、同33の2位ケルンに2部ヘアプストマイスター(前半戦の王者)の可能性が残されている。そこで今回は過去のデータを掘り起こし、ブンデスリーガ2部のヘアプストマイスターにまつわるあれこれを紹介していく。 ※「2018/19シーズン版、ヘアプストマイスターにまつわるあれこれ」はこちら
・ハンブルクはケルンよりも3日早い12月14日に敵地でデュイスブルクと対戦。この試合でハンブルクが勝利すれば、文句なしでヘアプストマイスターを獲得する。
・ハンブルクがこの試合で引き分け以下に終わった場合は、12月17日のケルン対マクデブルクの結果を待たねばならない。
・ヘアプストマイスター、もしくは前半戦を2位で終えたクラブのブンデスリーガ昇格達成率は66%。
・「勝利=勝ち点3」の現行制度になって以降、第16節終了時に33ポイント以上を稼いだチームは過去に25クラブ存在する。そのうち19クラブがそのシーズンにブンデスリーガ昇格を決めた。達成率は76%。
・ところが昨シーズンのキール、一昨シーズンのブラウンシュヴァイクは、ともに2部ヘアプストマイスターに輝きながら、最終的に3位でシーズンを終了。どちらも入れ替え戦で敗れ、昇格を果たせなかった。
・また2013/14シーズンのパーダーボルンは自動昇格圏と9ポイント差、2007/08シーズンのホッフェンハイムは同8ポイントの差をつけられ、中位に甘んじながら前半戦の戦いを終えた。しかし両クラブともにそのシーズン、ブンデスリーガへの昇格を達成している。