フランクフルト対ホッフェンハイムはイエローカード8枚とレッドカード1枚が出される荒れた試合となった - © © gettyimages / 628779030
フランクフルト対ホッフェンハイムはイエローカード8枚とレッドカード1枚が出される荒れた試合となった - © © gettyimages / 628779030

上位直接対決、スコアレスドロー

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12月9日、ブンデスリーガ第14節初日が開催され、長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトは本拠地でホッフェンハイムと対戦し、0ー0で引き分けた。3バックの中央で先発した長谷部は終盤に右サイドにポジションを変え、7試合連続のフル出場を果たしている。

フランクフルト 0ー0 ホッフェンハイム

上位戦線に残るため、両者にとって是が非でも勝ち点3を獲得したい一戦は、立ち上がりからファウルもいとわない激しい試合となる。

そんな中、最初のビッグチャンスはホームのフランクフルトに訪れる。16分、右サイドをセフェロビッチが突破し、ゴール前にセンタリングを入れると、DFの間に走り込んだマイヤーが右足を合わせる。しかし、ボールにうまく当てることができず、ホッフェンハイムの守護神バウマンが両手でがっちりとキャッチした。

フランクフルトはさらに24分、ペナルティーエリア外のこぼれ球に反応したマスカレルが強烈なミドルシュートで狙うも、再びバウマンがパンチングでクリアしている。

ホッフェンハイムも45分、相手陣内深い位置でFKを獲得すると、アミリがゴール前に送ったボールをヒュープナーがヘディングシュート。これがネットに吸い込まれるが、ヒュープナーがオフサイドポジションにいたため、ゴールは無効となった。

0ー0のまま後半に突入するも、フランクフルトが主導権を握り、対するホッフェンハイムは前線へ効果的なボールを供給できない展開が続く。

ゴール前で決定機を迎えたのは66分のフランクフルト。右CKのこぼれ球をマイヤーが拾い、正面から左足でシュートを放つも、ブロックに来たDFの足に当たり、クロスバーの上を越えてしまった。

さらに71分には、右からチャンドラーがマイナス方向へ横パスを送り、ペナルティーエリア右の角でファビアンがポランスキに倒される。そしてこぼれたボールを拾ったレビッチが遠めの位置から左足シュートで狙ったが、これもDFに当たってしまい、先制点が生まれることはなかった。

すると82分、オチプカとウトが激しくぶつかったところで両チームが小競り合いとなり、ワーグナーに詰め寄ったチャンドラーがディンガート主審からレッドカードを提示され一発退場。フランクフルトは残りの時間を10人で戦うことになる。

- © imago / Schüler