ワーグナー「ここで全力を尽くす」
シーズンを首位で折り返したバイエルン・ミュンヘンが、合宿地のドーハ(カタール)で再始動した。この冬にホッフェンハイムから加入したサンドロ・ワーグナーもチームの一員として新年をスタート。ユース時代を過ごした古巣に9年半ぶりの復帰を果たしたドイツ代表ストライカーは、初日の練習を終えて「最初から全力を出せて良かった。楽しんでやれた」と満足げに語った。
慣れ親しんだ環境でスムーズなスタート
かつて10年以上をバイエルンで過ごしたワーグナーにとって、マッツ・フメルスやフランク・リベリは旧知の間柄。また、ニクラス・ズューレとゼバスティアン・ルディはホッフェンハイム時代のチームメートであり、慣れ親しんだ環境の中で早くもチームに溶け込んだようだ。
本人は「自分の気持ちは100%、地元、そして自分のクラブに帰りたいというものだった」とバイエルンへの移籍が即決だったことを明かす。合宿初日は到着してすぐにフルメニューを課されるハードな1日となったが、「結果を出すこと以外は考えていない」と精力的に練習をこなした。