リハビリ中のワイグルだが、ドルトムントの夏季合宿に同行。28日にはランニングを再開した - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Alexander Scheuber
リハビリ中のワイグルだが、ドルトムントの夏季合宿に同行。28日にはランニングを再開した - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Alexander Scheuber

ワイグル「試合はそれほど欠場せずに済む」

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ドルトムントのMFユリアン・ワイグルが7月28日、チーム合宿地のバート・ラガツ(スイス)でランニングを再開した。スター軍団ドルトムントの中盤で不可欠な存在である21歳の同選手だが、昨季リーグ戦の最終節を前に足首を骨折。オフシーズンはリハビリに費やしている。復帰に向けて励んでいるワイグルがインタビューに応じ、現在の状況やペーター・ボス新監督について語った。

——ワイグル選手、調子はいかがですか?また治療の経過はいかがでしょうか?

ワイグル 調子はとても良いですよ。今日からランニングを再開できました。これはリハビリをしている者にとって、一つの道しるべです。それを目標に頑張るわけですから。また走り出したことで筋肉もつくでしょうし、そうなればやっと大きな前進ができます。全体的にここまでのリハビリはとてもうまくいってますし、悪化はしていません。僕たちのスケジュールは埋まっています。9月初旬のインターナショナル・ウィーク後くらいにはチーム練習に合流できるでしょうし、負荷にも耐えられるでしょう。

——プロになって初めての大きなけがでした。難しかったことはありますか? またどのようにけがと向き合ったのでしょうか。

ワイグル はじめの頃はとても大変でした。ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)の決勝とコンフェデレーションズカップを直前に控えてましたから。家で毛布を頭からかぶってましたよ。けがに関しては、最初はもっと重傷かもしれないと思ってたのですが、いらぬ心配でした。何しろこれまで大きなけがをしたことがなかったので・・・・・・。医師たちがレントゲン写真を見てそれを否定してくれて初めて、ようやく霧が晴れました。初めてのことなのでうろたえましたが、本来はポジティブな人間です。周りの人たちには助けられましたし、だからものすごく辛いってことはありませんでした。負傷中の期間というのは、良い点と悪い点があると思います。決勝戦とコンフェデレーションズカップには出場できなかった一方、オフ期間をリハビリに当てることができました。だから、ドルトムントの試合はそれほど欠場せずに済みます。僕はこのような状況でもポジティブなことを第一に考えられるタイプなんですよ。

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