トッテナム戦で決勝点を決めたカンプルは駆けつけたサポーターとともに喜びを分かち合った - © © gettyimages / Ian Walton
トッテナム戦で決勝点を決めたカンプルは駆けつけたサポーターとともに喜びを分かち合った - © © gettyimages / Ian Walton

「このチームは強い芯を持っている」

xwhatsappmailcopy-link

11月2日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第4節、レーバークーゼンは敵地でトッテナム(イングランド)を1-0で退けて今季CL初勝利を挙げた。8万5000人の大観衆が詰めかけたウェンブリースタジアムで、65分に決勝点を挙げたケビン・カンプルが、自らの劇的な決勝点やチームの状況について語った。

――8万5000人の大観衆の前で決勝点を挙げた気分はどうですか?

カンプル 間違いなく今夜は眠れないだろう。あれだけの観衆の前でプレーできただけでも信じられないのに、試合に勝った上に、決勝点まで決めることができたんだ。信じられないよ。ちょっとイライラした時期もあったけど、やっとシーズン初ゴールを決めることができた。こういう試合の前にはゴールを決めるイメージを描くものだけど、まさか本当に決められるとはね。全く実感が沸かないよ。

――改めて得点シーンを振り返ってもらえますか?

カンプル あそこはうまくボールを動かせた。ロングボールを受けたチチャリートからユリアン・ブラント、僕とつないで、チャルレス・アランギスに出した。彼のシュートのこぼれ球が運よく僕のところにきたんだけど、運も努力があってこそだね。それまでにも何度かいいチャンスを作っていた。それが報われたゴールだったと思う。

――ゴール後のパフォーマンスはレーバークーゼンのサポーターと一緒に喜びたいという感じでしたね。

カンプル あれだけ多くのサポーターが駆けつけてくれたのは本当に素晴らしい。アウェー席のブロックはサポーターでぎっしりだったし、ずっと声援を送ってくれていた。ゴールを決めたことで肩の荷も下りたし、ファンと一緒に喜びを分かち合いたかったんだ。彼らにとってもつらい時期があったはずだけど、この2試合は一緒になって勝つことができた。この流れを次のリーグ戦につなげていきたい。

- © gettyimages / Ian Walton