「SD兼監督」として再びライプツィヒを率いることになったラングニック監督 - © © imago / Picture Point LE
「SD兼監督」として再びライプツィヒを率いることになったラングニック監督 - © © imago / Picture Point LE

ライプツィヒ、ラングニック新体制がスタート

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ライプツィヒのラルフ・ラングニックSDが“1シーズン限定”で同クラブの監督に復帰した。2019/20シーズンからの指揮官就任が内定しているユリアン・ナーゲルスマン監督(現ホッフェンハイム)が来るまでの中継ぎとして、3シーズンぶりに指揮官を務めることになる。

ナーゲルスマン体制を見据えたチーム作り

ラングニック監督は2015/16シーズンに「スポーツディレクター兼監督」としてライプツィヒを率い、クラブを初のブンデスリーガ昇格に導いた功労者。その後はSD業に専念していたが、ラルフ・ハーゼンヒュットル監督の退任を受け、2年ぶりに現場復帰することになった。

ともに仕事をする3人のアシスタントコーチもすでに決定。ラングニック監督は「それぞれ異なる分野を得意とする素晴らしいスタッフがそろった」と胸を張るが、中でも重要な役割を担うことになりそうなのが、MLSのレッドブル・ニューヨークで監督を務めていたジェシー・マーズチ氏だ。ラングニック監督は自身の右腕となる44歳の新コーチに対し、「指揮官としてのDNAを持ち合わせている」と全幅の信頼を寄せている。

マーズチ・コーチはクラブと2年契約を締結。つまり、来季からチームを率いることになるナーゲルスマン監督と一緒に仕事をすることになる。ラングニック監督の仕事はそれまでの1年間でコーチ陣をチームに馴染ませること。それはU19チームからコーチに昇格したロベルト・クラウス氏や、レーバークーゼンから加わったビデオアナリストのラース・コルネトカ氏らにも同じことが言える。

- © imago / Thomas Frey