ブンデスリーガ初挑戦で存在感を示しているノイハウス - © © gettyimages / Maja Hitij
ブンデスリーガ初挑戦で存在感を示しているノイハウス - © © gettyimages / Maja Hitij

ヤングスターFILE:フローリアン・ノイハウス(ボルシアMG)

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ふわりと浮かせたパスでラファエウのゴールをアシストすると、今度は自らペナルティーエリア内でパスを受け、狙い澄ましたシュートをゴール右隅に突き刺す。高度な技術に裏打ちされたアシストとゴールに、シュトゥットガルトの守備陣はどうすることもできなかった。

1ゴール1アシストを記録してブンデスリーガ第14節の主役となったボルシアMGのフローリアン・ノイハウスは、今季開幕戦でブンデスリーガデビューを飾ったばかりの21歳のドイツ人MFだ。国際的にはまだ無名だが、1860ミュンヘンの下部組織でプレーしていた2016年5月に約50メートルの鮮烈弾を叩き込み、玄人筋の間では早くから知られた存在だった。

翌シーズンに1860ミュンヘンでトップデビューを飾ると、シーズン終盤に出場機会を増やし、2部残留を懸けたレーゲンスブルクとの昇降格プレーオフで貴重なゴールを記録。2017年夏のボルシアMG加入時点ではレギュラーに割り込む余地がなかったが、当時2部だったフォルトゥナ・デュッセルドルフへの武者修行が結果的に吉と出た。

デュッセルドルフでポジションを勝ち取ったノイハウスは、中盤にダイナミズムとスキルを注入しつつ、要所でゴールを奪うなど躍動。原口元気や宇佐美貴史とともにチームのブンデスリーガ昇格に大きな貢献を果たした。この新鋭に対し、デュッセルドルフのフリートヘルム・フンケル監督は「恐れを抱かずボールにチャレンジできるし、それを実行するための強い意志を持っている」と評価している。

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