ザカリア「ブンデスリーガでは大きく成長できる」
スイス代表のMFデニス・ザカリア(21)は今夏、ヤング・ボーイズ(スイス)からメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)に加入し、1年目でレギュラーの座を獲得した。チームは現在8位で、欧州リーグ(EL)出場権獲得の可能性がある7位とは勝ち点6差離れているが、同選手は今季残りの目標をどのように定めているのだろうか?
――前節のバイエルン・ミュンヘン戦は全く異なる前半と後半になりました。敵地で1ー5の敗戦でしたが……
ザカリア 僕たちは最初の30分、多くのことを期待できるパフォーマンスを見せました。ボールをよく回していたし、何も気にせずにプレーできた。ところが、先制点を奪ってからはどんどん難しくなっていきました。バイエルンが主導権を握り、ますます攻撃的になっていった。そうなると、持ちこたえるのは難しかったです。立ち上がりは僕たちが勝ち点を獲得できるのではという試合をしていただけに、残念ですね。これほどのスコア差で負けたのは辛かったです。でも、そこから何かを学べると思います。
――実際にピッチ上ではどのような感じでしたか? バイエルンはすでに今季の優勝を決めていましたが、全く止めることができなかったのでしょうか?
ザカリア バイエルンは巨大なマシーンですね。止めることはほぼできません。間違いなく、世界有数のトップクラブですし、毎年のように欧州チャンピオンズリーグ(CL)の準決勝まで進出していることは、決して偶然ではありませんよ。