ボルシアMG、CL16強進出は困難に
11月23日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5戦が行われ、メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)は本拠地でマンチェスター・Cと対戦し、1ー1でドローに終わった。
ボルシアMG 1ー1 マンチェスター・C
ブンデスリーガではここ6試合勝ち星がなく、今季最低の13位に沈んでいるボルシアMG。しかし序盤から球際での激しさを見せ、5分と7分にシュートを放つなど、試合を優位に進める。
試合が動いたのは23分、左サイド高い位置でストーンズとの競り合いに勝ったシュティンドルが自ら縦に運び、中央へグラウンダーのパス。後方から入ってきたラファエルがワントラップした後、右足を振り抜いてボルシアMGが先制点を奪った。
決定的なチャンスがほとんどなかったマンチェスター・Cも35分、デブライネが蹴った右CKから、引き気味のポジションにいたギュンドアンがシュート。しかしこれはゾマーが横っ飛びで防いだ。
ボルシアMGに追加点のにおいが漂ったのは38分、ウェントがドリブルで中央から右へ流れ、さらにコラロフもかわしてペナルティーエリア右に進入する。そしてGKとの1対1を迎えたが、ブラボのファインセーブに阻まれている。
このままボルシアMGの1点リードで前半を終了するかと思われたが、ロスタイムに入った直後、ギュンドアン、スターリングとつなぎ、デブライネがゴール右に抜け出す。そこから中へ送られたボールをシルバがダイレクトで流しこみ、マンチェスター・Cが同点に追いついた。
【得点】
このままスコアは変わらず1ー1のまま試合は終了。3位ボルシアMGと2位マンチェスター・Cの勝ち点差は3、また得失点差は5も離れており、ボルシアMGの決勝トーナメント進出は極めて難しくなってしまった。
ボルシアMG:ラファエル(23分)
マンチェスター・C:シルバ(45分+1分)
【ラインナップ】
ボルシアMG(4ー2ー3ー1)
ゾマー;エルベディ、クリステンセン、ヤンチュケ、ウェント;ダフート(60分、ベスターガード)、シュトローブル;トラオレ(41分、ホーフマン)、シュティンドル、ジョンソン;ラファエル(84分、ハーン)
マンチェスター・C(4ー3ー3)
ブラボ;オタメンディ、フェルナンジーニョ、ストーンズ、コラロフ;デブライネ、ギュンドアン、シルバ;ナバス、アグエロ、スターリング(68分、サニャ)