ホッフェンハイムのヒュープナーは父親がSDを務めるフランクフルトから試合終了間際に決勝ゴールを挙げた - © © imago / Eibner
ホッフェンハイムのヒュープナーは父親がSDを務めるフランクフルトから試合終了間際に決勝ゴールを挙げた - © © imago / Eibner

ヒュープナー「仲が悪くならないことを願ってます(笑)」

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ホッフェンハイムは4月30日、ブンデスリーガ第31節でアイントラハト・フランクフルトに1ー0で競り勝った。スコアレスで迎えた90分、CKに頭で飛び込んだのはDFベンヤミン・ヒュープナー。父のブルーノ・ヒュープナー氏がスポーツディレクターを務めるフランクフルト相手に土壇場で決勝ゴールを挙げ、チームを3位に導いた。試合後、同選手が当サイトのインタビューに応じた。

——ヒュープナー選手、フランクフルト戦はハードな戦いになりました。

ヒュープナー とても難しい試合でした。でも、試合終了間際にCKを獲得しました。僕たちはいつもセットプレーから相手にとって危険な場面をつくっています。僕のところに良いボールがきたので、うまく対応できました。そしたら、何が起きたかを理解する前に、チームのみんなが僕のところに来て、喜んでいました。

——お父様からはお褒めの言葉はありましたか? それとも叱責だったでしょうか?

ヒュープナー 「勝利おめでとう」と言ってれました。

——お二人の関係にヒビが入る、なんてことはありませんよね?

ヒュープナー 仲が悪くならないことを願ってます(笑) いや、僕のゴールも祝福してくれましたよ。いずれにしよ、僕の父ですからね。

——ホッフェンハイムが土壇場で決勝点を挙げることは珍しくありません。しかし、ディフェンスの選手にとっては0ー0の状況で勝ち越しゴールを待つのは、厳しくないでしょうか? 相手チームに決勝点を奪われる可能性もあるわけです。

ヒュープナー 守備の僕たちが失点をゼロに抑えることはもちろん、重要です。今回のフランクフルト戦のような試合では、後半に忍耐力を強いられます。カウンターを狙って、常にリスクを冒してきますから。でも、僕たちの頭は冴えていたし、セットプレーから運良く決勝ゴールを挙げることができました。