ベンタレブはシャルケ加入1年目にしてサポーターの心をつかんだ - © © gettyimages / Simon Hofmann/Bundesliga/DFL
ベンタレブはシャルケ加入1年目にしてサポーターの心をつかんだ - © © gettyimages / Simon Hofmann/Bundesliga/DFL

ベンタレブ「上位に食い込みたい」

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シャルケのナビル・ベンタレブはブンデスリーガ初挑戦となった昨季を「個人的にはうまくいったシーズン」と振り返る。現在、チームは中国でプレシーズンツアーを行っているが、加入2シーズン目を迎えてさらなる成長が期待されるベンタレブがインタビューで新シーズンの豊富を語った。

「ゆっくりだけど確実に監督が望む方向へ進んでいる」

昨夏に期限付き移籍でトッテナム(イングランド)から加入したベンタレブは、エネルギッシュなプレーと見事なゴールですぐにレギュラーの座を獲得。ブンデスリーガ32試合に出場して5ゴールという結果を残した。しかし、チームはリーグ10位と振るわず、欧州カップ戦の出場権を喪失。ベンタレブはドメニコ・テデスコ新監督の下で、安定したパフォーマンスをすることが目標だと語っている。

――夏の休暇はどうでしたか?

ベンタレブ とてもリラックスして過ごした。家族や友人と一緒に過ごせて楽しかったよ。ドイツにいる時よりも太陽の光を浴びている時間が長かった。かなり良かったね。アルジェリアと南フランスに行ったけど、ほとんどの時間はフランス北部にあるホームタウンに残っていた。

――チームメートの中で誰に会えなくて寂しかったですか?

ベンタレブ 特に誰ってことはないけど、ほとんど皆かな。グループでいることや一緒になって冗談を言い合うことがなかったからね。でも、家族とはあまり会えないから家族と一緒にいられて楽しかった。

――シャルケは特別なグループですか?

ベンタレブ いろいろな人たちが混じったグループだね。年上の選手もいるし、若い選手もいる。仲がいいよ。かなりいい感じの雰囲気だと思う。

――上海の印象を聞かせてください。

ベンタレブ 湿度が高くてものすごく暑い。でも、町に出ていろいろな所を訪問したことはエキサイティングだったよ。感じのいい人たちばかりで、空港でもホテルでも僕らを歓迎してくれた。

――到着した時、上海の人たちが見せた反応に驚きましたか?

ベンタレブ 少しね。これほどサッカーが人気だとは知らなかったんだ。サポーターの人たちは僕ら全員の名前を知っていたし、ポジションも分かっていた。選手の昔の話まで知っているほどだった。ここではみんながサッカーに夢中だ。

――プレシーズンの一番の目的な何ですか?

ベンタレブ シーズン前にはいい準備が必要だ。そして前向きでいなければならない。開幕当初が重要だと分かっている。ここで試合をして試合内容を向上させたいね。このツアーでは2試合あるから、シーズンの開幕に向けていいテストになる。

――新しい監督はいかがですか。何か変化はありましたか?

ベンタレブ 当然そうだね。監督には監督のメンタリティーがあるし、考え方がある。今は僕らを感化しようとしているところだ。監督は自身が望むようなプレーを僕らができるよう指導している。時間がかかることだとは思うけど、試合をするたびに、トレーニングをするたびに、ゆっくりだけど確実に監督が望む方向へ進んでいる。

――プロセスで言うと、現在はどこに位置していますか?

ベンタレブ フィジカルはかなりフィットしているので、戦術的なことやプレーのやり方について練習をしている。1試合1試合に集中して、そういうことに取り組んでいるところだよ。練習でも、練習ごとにプレーの質を高めていきたいと考えている。8月19日の開幕戦でライプツィヒと対戦するまでに、もう何試合がやる予定だ。

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