ヘルタ最終節大敗も6位キープ、来季EL出場決定
2016/17シーズンのブンデスリーガ最終節が5月20日に行われ、原口元気が所属するヘルタ・ベルリンは本拠地でレーバークーゼンと対戦し、2ー6で敗れた。原口はベンチ入りしたものの、出番はなかった。 ヘルタ・ベルリン 2ー6 レーバークーゼン
試合が動いたのは開始から5分後のことだった。バイタルエリア中央でボールを持ったブラントがスルーパスを送り、抜け出したチチャリートがGKヤルステインとの1対1でシュート。これは右ポストに当たってしまったが、跳ね返りを再びチチャリートが無人のゴールに押し込み、レーバークーゼンが先制する。
9分にはヘルタに決定機が訪れる。左サイドをオーバーラップしたプラッテンハートが低い弾道のセンタリング。GKレノがパンチングで弾いたこぼれ球を、フリーのワイザーが狙うも、左ポストの外へ流れてしまった。
14分、レーバークーゼンは最終ラインから裏へロングパス。走り込んだブラントがペナルティーエリア右からシュートを放ったが、ボールはサイドネットの外側に当たっている。
24分、ヘルタが再び左サイドからチャンスを迎えた。エスワインが倒されて獲得したFKを素早くリスタート。左SBプラッテンハートが駆け上がり、放り込んだセンタリングをワイザーが頭で合わせるも、枠の右へ外れている。
すると31分、レーバークーゼンはアタッキングサードで細かくパスをつなぎ、チチャリートが落としたボールをハフェルツがゴール。さらに前半ロスタイムにも、ブラントが左サイドを突破し、ペナルティーエリア左からマイナスに折り返すと、再びハフェルツがネットを揺らす。レーバークーゼンがリードを3点に広げ、試合はハーフタイムに突入した。