ヘルタはペカリクが先制点をあげるも試合巧者のホッフェンハイム相手にその後3失点。逆転負けを喫した
ヘルタはペカリクが先制点をあげるも試合巧者のホッフェンハイム相手にその後3失点。逆転負けを喫した

ヘルタ、上位対決に逆転負け

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3月31日、ブンデスリーガ第26節初日が行われ、原口元気が所属するヘルタ・ベルリンは本拠地でホッフェンハイムと対戦し、1ー3で逆転負けを喫した。ベンチスタートの原口は65分に途中出場したが、得点には絡まなかった。

ヘルタ 1ー3 ホッフェンハイム

5位ヘルタと4位ホッフェンハイムの上位対決は、ホッフェンハイムが最初にチャンスを作り出した。

8分、アタッキングサードまで上がっていった中央のトーリヤンが、右に開くクラマリッチへ預けると、クラマリッチはペナルティーエリア右から強烈なシュートを放つ。しかしヘルタの守護神ヤルステインがパンチングで防ぎ、CKに逃げた。

同じ8分、この左CKにヒュープナーが頭で合わせると、ボールはGKの横を抜け、ネットへ向かって行くが、カバーに入っていたミッテルシュテットがライン上でクリア。ヘルタは決定的なピンチを防ぐことに成功する。

17分、原口に替わり先発出場を果たしたエスワインが右サイドをドリブルで突破し、中央へグラウンダーセンタリングを入れる。後方から入ってきたカルーが右足で合わせるも、これはGKバウマンがブロックした。

すると32分、ペナルティーエリア手前、左サイドのカルーが横パス。ゴール正面のエスワインがミドルレンジから右足を振り抜いたが、これがミスキックとなってしまう。しかし幸運にも、ボールはファーサイドでフリーだったペカリクの足下に転がり、ニアサイドにシュートを決め、ヘルタが先制点を奪った。

ところが38分、自陣ゴール前でミッテルシュテットがアミリにファウルを犯し、PKを与えてしまうと、この1分後、クラマリッチがこれを左下へ冷静に沈め、試合は1ー1の同点となる。

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