ブンデスリーガ第7節で日本人選手が大活躍
9月29日〜10月1日に行われたブンデスリーガ第7節で日本人選手が大活躍した。デビューを飾ったばかりのハンブルガーSVの伊藤達哉を加えると、今季ブンデスリーガに所属する日本人選手は9人。今節はその中から3ゴール1アシストが生まれた。
香川真司
ドルトムトの香川は敵地で行われたアウクスブルク戦で歴史を塗り替えた。今季2度目の先発となったこの試合、4分にCKから先制点をお膳立てすると、23分には芸術的なループシュートで決勝点を挙げた。これで、香川のブンデスリーガ通算得点は「38」となり、同リーグの日本人得点ランキングで単独トップに立った。
大迫勇也
開幕から1分5敗と不調にあえぐケルンは、今節のライプツィヒ戦でも2点をリードされる厳しい展開に。しかし82分、2トップの1角として先発した大迫が意地の一撃を与える。この日がデビュー戦となった19歳のハントベルカーの左からのクロスにゴール前の大迫が頭で合わせ、今季リーグ戦初ゴール。残念ながらこの試合も敗れたケルンだが、リーグ戦では5試合ぶりの得点となった。
原口元気
今季初先発となった王者バイエルン・ミュンヘン戦で原口が真骨頂を発揮。ペナルティーエリア手前でボールを受けると、キミッヒ、ボアテング、そしてフメルスと現役のドイツ代表DF3人をドリブルで振り切り、右サイドからクロスを入れ、ドゥダのゴールをアシスト。これで1点差となったヘルタ・ベルリンは5分後に同点弾を奪い、王者と2ー2で引き分けた。
武藤嘉紀
マインツの1トップとしてレギュラーに定着した武藤は、 マーティン・シュミット前監督率いるウォルフスブルクに先制点を許した。しかし74分、オストゥナリからのクロスを武藤が頭で合わせ、ゴール左上に突き刺した。この得点でマインツは勝ち点1を獲得。武藤は今季日本人トップのリーグ3得点目となった。