マインツは順位を一つ上げて14位に。入れ替え戦に回る16位とは勝ち点3、自動降格圏とは同5差となっている - © © gettyimages / Simon Hofmann
マインツは順位を一つ上げて14位に。入れ替え戦に回る16位とは勝ち点3、自動降格圏とは同5差となっている - © © gettyimages / Simon Hofmann

マインツ武藤2得点に絡みライプツィヒに完勝。残留に向けて前進

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ブンデスリーガ第32節最終日が4月29日に行われ、武藤嘉紀が所属するマインツは本拠地でライプツィヒに3ー0で快勝した。フル出場した武藤は先制点につながるPKを獲得し、チームの2点目をアシストした。 マインツ 3ー0 ライプツィヒ

立ち上がりからライプツィヒが猛攻を見せた。1分、ウェアナーが右サイドをスピードで突破して折り返すも、これはタッチの差でマインツDFがクリアする。相手CKを切り抜けたマインツだが、10分に自陣深くの連携ミスから絶体絶命のピンチを迎えてしまう。しかし、パウルゼンのシュートは枠を越えて難を逃れた。11分にもスルーパスを受けたウェアナーがGKアードラーを交わして無人のゴールにシュートを放ったが、ハックが必死に戻り、事なきを得た。

時よりカウンターで敵陣に侵入していたマインツに17分、ようやく相手ゴールを脅かす場面が訪れる。CKのこぼれ球を味方から受けた武藤がゴールのほぼ正面でシュート体勢に入ったが、DFのチェックに合って倒されてしまう。しかし、PKは得られず、試合は続行された。

28分、マインツが左サイドで細かいパスをつなぐと、中央の武藤にボールが渡る。武藤は相手を背にしながら素早くボールを収め、反転からシュートに持ち込もうとしたところをウパメカノに倒され、PKを獲得。これをデブラシスが冷静に決め、マインツが先制に成功した。

- © gettyimages / Simon Hofmann
- © imago / Jan Huebner