残留に向けて崖っぷちのハンブルク酒井「希望を持って」
ブンデスリーガ第30節2日目が4月14日に行われ、酒井高徳と伊藤達哉の所属するハンブルガーSVは敵地でホッフェンハイムに0ー2で敗れた。前節は2位のシャルケに勝ち、16試合ぶりの勝利を手にしたハンブルクだったが、その勢いに乗って連勝することはできなかった。勝ち点1差の最下位ケルンも敗れたため、順位は17位と変わらないが、残留に向けてますます厳しくなっている。試合後、フル出場したキャプテンの酒井が当サイトのインタビューにドイツ語で応じた。
ーーどのくらい、がっかりしているでしょうか?
酒井 敗戦はいつでも辛いものです。前半は自分たちの計画通りのプレーができなかったと思います。後半からは良い反応ができましたが、ブンデスリーガで勝つためには、 良いプレーを45分するだけでは足りません。がっかりはしていますが、それでもやり続けますし、まだ全てのことを信じています。
ーーまだ残留できると信じているということでしょうか?
酒井 そうです。まだ信じています。
ーー残り4試合、最大で勝ち点12獲得可能ですが、次週からどのようなことやっていきますか?
酒井 信じないといけません。サッカーでは、信じられないようなことも起こります。そういうものを僕自身もたくさん見てきました。そういう望みを各々が持ち、チームとして信じて、やり続けていきます。それ以外のことはできませんし、 チームの皆で一緒に希望を持って、自分たちの道を進みます。
ーー次の道はホームでフライブルクとの対戦です。
酒井 また難しい試合になると思います。でも、僕たちは今、自信も持っています。(前節の)シャルケ戦のような攻撃性を持って、フライブルク戦もプレーしたいと思います。ただ、シャルケとフライブルクのサッカーは違いますし 、(フライブルクを)よく分析し、そのためのトレーニングをしたいと思います。今日の試合終了後もファンたちは僕たちのことを信じてくれていることを見せてくれました。僕たちと同じ気持ちでいるということです。次節、ホームでファンと一緒にまた勝ち点3を獲得したいと思います。