大迫弾でケルンがついに最下位脱出!
ブンデスリーガ第27節が3月18日に行われ、大迫勇也が所属するケルンはホームでレーバークーゼンに2ー0で勝利を収めた。フル出場した大迫は先制点を挙げ、チームの勝利に貢献している。 ケルン 2ー0 レーバークーゼン
ブンデスリーガ残留と欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権、正反対の目標を持つクラブの対戦となったダービーはホームのケルンが立ち上がりから優勢に試合を進めた。
2トップの1角を担った大迫のポストプレーも冴え、6分にはゴール前で相手を背負いながらビッテンクールトの絶好機につなげた。そして9分、大迫は左のビッテンクールトからパスをゴールほぼ正面で受けると、右足でうまくコントロールして左足を振り切った。気迫のシュートはGKレノの脇を抜けてゴール内へと転がり、ケルンにとって貴重な先制点が生まれた。
1点を追うレーバークーゼンに焦りの色は見えず、多彩な攻撃を仕掛ける。しかし、ケルンDF陣が球際での強さを見せ、相手をゴールから遠ざけた。
31分、ケルンのCBマローが胸を抑えて倒れ、ファールをアピールする。ここで主審はビデオでレーバークーゼンFWアラリオの肘打ちを確認し、アラリオが一発退場となった 。
10人になった相手に対し、ケルンはヘクターが積極的に攻撃参加するなど、追加点を狙いにいく。前半の終了間際にはビッテンクールトのシュートがポストに当たる惜しいシーンもあったが、追加点は奪えないまま1点のリードで前半終了となった。