長谷部が献上したPKからケルンに同点に追いつかれたフランクフルトだったが、すぐに勝ち越しに成功した - © © gettyimages / Simon Hofmann
長谷部が献上したPKからケルンに同点に追いつかれたフランクフルトだったが、すぐに勝ち越しに成功した - © © gettyimages / Simon Hofmann

長谷部「前の選手たちに助けられた」

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ブンデスリーガ第22節が2月10日に行われ、長谷部誠と鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルトは本拠地で大迫勇也が所属するケルンと対戦した。先制したフランクフルトだったが、長谷部がPKを献上し、そこから同点に追いつかれた。しかし、フランクフルトはその後に3点を奪って4ー2で勝利し、暫定4位に浮上。試合後、フル出場した長谷部がインタビューに応じた。

ーー味方が点を奪い返してくれてよかったですね?

長谷部 そうですね、はい(笑)。PKはあの......ビデオ判定なのでね。それはもう確かなんでしょうしね。でも、自分の感覚的には(ペナルティーエリアの)外かなと思いました。あそこは相手がやはりクレバーで一枚上手だったし、(PKを)与えてはいけないところでした。そういう意味では今日は前の選手たちに助けられたかなと思います。

ーー今日は難しい試合でしたか?

長谷部 ケルンもそんなに良い状態ではないですし、そんなに前から来なかったです。自分たちがしっかりとプレーしたらかなりチャンスもつくれていました。そういう意味では勝つというのは妥当な結果だと思います。ただ、やはり自分のあのPKを与えたところで少し難しいゲームに持っていってしまった。セットプレーで味方が点を取ってくれて、その後も立て続けに合計4点取ってくれた。FK(の守備)で集中が切れるところはありましたけど、とにかく勝てたことは良かったですね。

ーー3日前のドイツサッカー連盟カップから連戦となっていますが、ひざの状態はいかがでしょうか?

長谷部 全く問題ないです。個人的にはけがをしてから初めてイングリッシュボッヘ(※)をフルで戦いました。チームの中でもフィールドプレーヤーでこの3試合をフルで出たのは僕ともう1人いるかどうかだと思うので、個人的にはすごく良い感覚を得られた連戦でした。

 (※)「イングリッシュボッヘ(Englische Woche)」とは、週末の試合の間の平日にも試合が開催されること。イングリッシュ・ウィーク