2試合連続でゴールを挙げていた武藤だったが、この試合はノーゴールに終わり、チームは敗れた - © © imago / siwe
2試合連続でゴールを挙げていた武藤だったが、この試合はノーゴールに終わり、チームは敗れた - © © imago / siwe

武藤「最悪なパターン」

xwhatsappmailcopy-link

ブンデスリーガ第20節最終日が1月28日に行われ、武藤嘉紀が所属するマインツは敵地でレーバークーゼンに0ー2で敗れた。先発した武藤が試合後、インタビューに応じた。

ーー残念な結果になりました。

武藤 いやぁ、ひどかったなと......。チームで自分たちの良さが出せず......あまり良くなかったなという感じですね。

ーーカウンター狙いでしたか?

武藤 いや、下がり過ぎて。前から行って連動するのが良いところなのに、戦術的に全部下がってしまって、サイドも空いて、簡単につながれて、ひたすら無駄走りになるっていう。それでみんな、前半からイライラしていて(後半の)立ち上がりに失点して、という一番最悪なパターンになてしまった。

ーー前半の途中まではコンパクトに保っていましたが。

武藤 クアイソンと自分がずっと走っていて、そこから一気にカウンターというと(ボールが来た時には)パワーがなくて、クアイソンのスピードも生かせないし、自分も前に2人しか残っていないのに、相手のDFは3枚しっかり残っているという形で。カウンターでうまく真ん中にボールが転がって来て、何回かシュートチャンスはありましたけど、ああいう形以外にはサイドからのクロスもないし、せっかく(前節)シュトゥットガルト戦で戦術的にうまくやれて、良い戦いができたのに、今日こういう風に自分たちが求めていることができていなかった、というのは非常に残念です。

ーーチームで消極的になってしまった部分があるのでしょうか?

武藤 最初から下がって......相手の9番(ベイリー)とかを抑えるために下がるという戦術になったと思うんですけど、それが逆に下がり過ぎて簡単にシュートを打たれて、ああいうゴールを決められてしまったので、フラストレーションが溜まる試合だったなと思います。

この試合のマッチレポートへ